Frauenkirche | ミュンヘン大聖堂(聖母教会)
1468年から1525年にかけてロマネスク様式の教会の跡地に建てられたミュンヘン大聖堂(地元ではFrauenkircheとして知られています)は、市内最大の教会です。
歴史
ミュンヘン大聖堂は、正式には「Dom zu Unserer Lieben Frau」または「Church of Our Dear Lady」と呼ばれ、最も一般的には「Frauenkirche」として知られています。12世紀に建てられたロマネスク様式の教会の上に建てられた巨大なゴシック様式の大聖堂は、1488年に完成し、1525年にはドーム型の塔が完成しました。
大聖堂自体は赤レンガ造りで、建設中に資金が不足していたこともあり、非常にシンプルなデザインになっています。1525年になってから、高さ99メートルの塔が緑のドームで覆われるようになりました。
フラウエン教会の内部の多くは第二次世界大戦で破壊されましたが、残った部分は慎重に修復され、ゴシック様式の身廊、いくつかのオリジナルのステンドグラスの窓、14世紀から18世紀の美術品のコレクション、神聖ローマ皇帝ルイ4世の墓などが主な見どころとなっています。
大聖堂で印象的なのは、いわゆる「悪魔の足跡」、ドイツ語でTeufelstritt(タイフェルストリット)と呼ばれるもので、足跡のように見える黒いマークで、その周りには多くの神秘的な伝説が広がっています。
教会の中は豪華な装飾が施された教会ではないかもしれませんが、フラウエン教会は街の中心部に位置しており、象徴的な存在になっております。
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