FRJ2024:「身の丈ソーシャル」で始める、ビジネスパーソンの社会貢献
引き続き、FRJ2024のオンデマンドセッションのnoteです。手元のメモは溜まっていくものの、なかなかnoteになりません💦先日3/9(土)に有明で開催されたリアルセッションの感想なども書きたいと思いつつ、いつになるやら、です…。
ビジネスパーソンのための「⾝の丈ソーシャル」のすすめ
スピーカー:新倉昭彦さん、加瀬和則さん、栗原敏雄さん、巻島英司さん、河田真さん
このセッションは一言で言うと、ビジネスパーソンに、ソーシャルな活動への参画を促すセッション。
セッションの企画者は、ソーシャルな活動に関わる元電通社員のグループ 「ソシャる!」のメンバー。それぞれが電通時代のスキルやノウハウや人脈を生かして、社会貢献活動を行う団体・個人の支援などを行っておられます。
オンデマンドセッションの内容は、3名の元電通社員へのインタビューを通じた、社会貢献活動を行うビジネスパーソンの事例紹介です。
紹介されている3名の方の活動内容は、保護猫の預かりボランティア、ウクライナ難民の受け入れ、がん経験者・医療者の写真・メッセージの展示と、それぞれ異なりますが、以下の点が共通しています。
仕事で培ったスキルや人脈を活かしている
自分が好きなことや得意なことに携わっている
「できることから、まずはやってみる」でスタートしている
自分の体験からの賛同ポイント
私自身は、プロボノの活動をはじめてもうすぐ4年です。まだまだソーシャルセクター初心者ですが、このセッションはすごく賛同・共感するところが多かったです。
無理をしない
自分が「できそう」と思える範囲で、無理なく、好きなことをやるのが、活動を続けていくポイントだと思います。
私が関わっている団体(メンバーは全員がプロボノ)も、「無理をしない」を活動のモットーにしています。
ハードルを上げすぎず、「身の丈」でとりあえずやってみる、やってみて考える、を自分のペースで繰り返していけると良いのではないかなと、個人的には思います。
自分の得意を活かす/「楽しいと思える」ことが大事
自分の得意を活かせると、楽しく活動できます。
本業以外の場所で活動してみて、「これって“得意”と言えるんだ」という発見も色々ありました。
あと、私の場合、普段とは違う場所で、多彩な仲間と一緒に、試行錯誤しながら新しい何かをつくる過程で、学びや気づきを得られることがとても楽しいです。
「楽しいと思える」と、気持ちの面での「無理をしない」につながると思います。
「身の丈ソーシャルの入り口」はどこにある?
自分も経験してみて、ソーシャルな活動に参加するビジネスパーソンが、もっと増えたらすてきだなと思います。
もし自分が、知り合いから「ソーシャルな活動に、ちょっと興味あるんだけど」と相談を受けたら? オンデマンドセッションでも言われていたように、「まず行動してみる」ことをお勧めすると思います。
とはいえ・・・行動のハードルは人それぞれだと思うので、「身の丈ソーシャルの入り口」としてどんなものがあるか、ハードルが低そうなものから高そうなものまで、思いつくままに挙げてみました。
(テーマやジャンルに目星がついていない場合)クラウドファンディングのプラットフォームサイトでいろんなプロジェクトを眺めてみて、自分の興味や共感の対象がどんなテーマ・分野なのかを知る。
自治体の広報誌や図書館などの公共施設で、地域の団体が開催しているイベント情報をウォッチして、まずは参加者としてイベントに行ってみる。
(テーマやジャンルにある程度目星がついている場合)そのテーマでネット検索・SNS検索して、団体のSNSをフォローしたり、メルマガに登録したりして情報をキャッチする。
チャリティーウォークやマラソンのチャリティーランナーとして、参加してみる。
KIFUBARに行ってみる。
from Meの体験会に行ってみる。
NPO法人二枚目の名刺さんやNPO法人サービスグラントさんなどが提供する、社会人とNPOのマッチングプロジェクトに参加してみる。
「身の丈ソーシャルの入り口」、他にもいろいろありそうです。
あと、「身の丈」は人それぞれ違うと思うので、「自分にとってのちょうどよい丈感」に出会える人が増えたら良いですね…。
「ビジネスパーソンのための、ソーシャルセクターの歩き方」みたいなガイドがあると良いのだろうか…。(もうあるのかな???またの機会にリサーチしてみたいと思います。)