その時に必要な自分の自由を持てるようになりたい。
10代から30前半くらいまで
『何があっても絶対泣くもんか』
と思って生きてきてしまいました。
子供の頃の親の喧嘩をよく見たからか、泣かないは自分を守る為だった気もします。
どんな時も泣かない強い自分を作り出さないと、生きるのがしんどいと思い込んで呪いを自分でかけてしまったんだなー、と。
いい大人が親のせいにするのは、と自分でも思うんですけどそれは私を作る中で切っても切り離せない部分というか、隠せない事実なんですよね。
でも、それを持ちながら私は私を幸せにする為に動いて生きてきた。
時には失敗したり落ち込んだり、屍のように動けなくなったりしながら(笑)
でも、2017年に仕事でもプライベートでもとんでもない暗黒の渦に巻き込まれて、もがいてもがいて、『あ、もがかない方が楽かも』とか色々して2017年を終えてそして平穏な2018年が終わりを迎えようとしてる今になるとなんだか自分で作ってきた硬い殻が1枚1枚ペリペリと剥がれてきたような感じがして、私の本当の感情が見えてきて、そしてそれを見せることに躊躇いが無くなってきたというか。
今まで隠してた部分が外に出てきて、少しヒリヒリするもののそれがあるのが嬉しいというか。
『今までも別に泣いてもよかったんだよね。』
ってすんなり思えた。
もちろんあの時の私には必要な事だったんですけど、しちゃいけない感情なんてないよね、って。
何より最近すぐ泣きそうになる(笑)
年齢を重ねたからなのかもしれないんですけど、前まで泣かなかったような感動話しにもすぐうるっと来てしまって、電車の中でもうるうるするほど(笑)
でも、悪くない。
私が見えてきた感じ。
強がってたけど本当は強くない。
強くなきゃいけないと思ってたけどそうじゃない。
それを受け入れたら気持ちも軽くなった。
その時その時で必要な感情がある。
自分を制御する必要もある。
でも、それはずっとじゃないし、それが自分だって決める必要ななんかない。
もっと自由でいい。
固くなる時と、その殻を破る時、柔らかい自分に気づく時。
色々あっていい。
そう思ったのでした。