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地震が憎い

こんにちは。こんばんは。吉田です。

杜の都、仙台で工務店と設計事務所を営んでいます。

Architect innovation株式会社という名前の会社です。

注文住宅の設計、インテリア、工事を行っております。

本日は“地震が憎い“について書かせていただきます。

先日、大きな地震がありました。

地震が憎い。

そして本当に恐ろしいです。

12年前も今も自分の無力さしか感じられません。

僕は12年前の大震災を宮城県の東松島という場所で経験しました。

当時は建築のしかも設計という分野の一部にしか触れておりませんでした。

僕は強くなりたくて、26歳のときに転職をしました。

どこの会社も受け入れてくれませんでしたが、東松島のその会社様だけは受け入れてくれました。

沢山鍛えていただきました。

そんな時にあの大震災が起きました。

当時の上司の判断で僕は生かしていただきました。

地震発生後、すぐに車で帰宅させていただき、震災から2日後に会社に行こうとしました。

でも、水没や陥没が酷くて会社にたどり着けず、家まで引き返しました。

それから2週間後にようやく出社することができ、会社の方と一緒にヘドロを撤去したり、書類を拭いたり、乾かしたりしました。

本当に大変でした。

僕の家は仙台にありましたが、会社で片付けをした後、仮設住宅に戻る人も沢山いました。

12年経った今も、沢山の方々がとてつもない悲しみと辛さと向き合っているんです。

人それぞれにそれぞれの辛さや悲しみがあります。

僕なんかとは比べものにならないくらい辛い思いをされている方々が沢山います。

なので、何も言うことができません。

 なんて声をかけていいのかわからないのです。

あんな地震さえなければ、、、本当に憎らしい。

僕は人の悪口は言わないよう心懸けていますが、地震だけは一生許せないです。

あの日、3月11日、僕は沢山の人に生かされ存在することができています。

僕なんかが語るのは本当におこがましいです。

ただ日本のみんなが必死になって、一生懸命になってここまで復興したんです。

本当にすごい事です。

今でも、東松島に行くと涙が出てきます。

だから、どうか大きな地震が起きませんように。

みんなが楽しく、美味しいものを食べて、お酒を飲んで、わいわい暮らしていけますように。

前を向いて進んでいる人たちからもう何も奪わないでください。

本日は、“地震が憎い“
について書かせていただきました。
 
宮城県全域、仙台市内で建築工事、建築設計、デザイン全般を
行わせていただいております。

家づくりで何か気になる部分がございましたら、
お気軽にご連絡いただけますと嬉しいです。

本日もありがとうございました。
 
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