子どもへのまなざし
長男の授業参観に行ってきました。
次男は療育の日だったので、療育を早退し一緒に。
授業参観では、子どもたちが1年間でできるようになったことを発表してくれるというかたちで、グループごとに合奏やダンス、物語制作などを披露しました。
司会も全て子どもたちが行い、手作り感あふれる楽しい時間でした。
保護者は子どもたちの前に並べられた椅子に座って参観するかたちでしたが…
驚いたのは、私ともう1人の保護者以外、全員マスクをしていたこと。
教室に入った瞬間、あれ?マスク着用必須だったっけ?と学校からの案内を確認してしまいました。
個々の事情がありますし、選択の自由があるので特に何も言いませんが、その異様な(むしろそれが通常?)姿を見て子どもたちはどう思っているんだろうと考えました。
マスクをしていると表情が見えませんよね。
どんな顔で、どんな気持ちで自分たちの発表を見ているのか分からない。
それに保護者のみなさん、手拍子するわけでも頷くわけでもなく、真剣に?子どもたちの発表を見ていたので、子どもたちからしたら緊張してしまうのではないかなぁと勝手に感じていました。
次男が難聴で、口の動きを読むこともあり、私は早々にマスクを外しています。
先ほども言いましたが、選択の自由はあります。
ただ、その選択を、特に何も考えずにしてしまっていないかをもう一度考えたいです。
大きな理由もなく、そのままにしてしまっていることはないか?
周りに流されて決めていることはないか?
子どもへのまなざしは、優しく、温かいものでありたい。
多くの大人がみんなの成長を応援しているし、見守っているよと伝えたい。
言葉で伝えなくても、ほんの些細な表情や行動で伝わることってあると思うんです。
自分がどうありたいか、子どもにどういう姿を見せたいか、どう思ってもらえたら嬉しいかを改めて考えさせられる出来事でした。