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ダウ90000の演劇公演で感動しすぎた人の感想文

ダウ90000 第4回演劇公演「いちおう捨てるけどとっておく」


100分のうち体感98分は笑ってたぐらいずっとずっとおもしろくて
わたしは記憶を失いがちなほうなのですがこの公演のことはどうがんばってもぜんぜん記憶から消せないぐらい、おもしろくて、困ります。できることならもう一回何も知らない状態で観たいのに!!!!!

コントでも演劇でも、絶妙な長さの沈黙が訪れたときの、くるぞ…これは……忽那ちゃんの一撃が………!っていう瞬間がたまらなく好きで、そういう忽那ちゃんをたくさん観られて、忽那ちゃんの演技力のすごさを改めて感じさせられて、思わず涙するぐらい震えたこと、

たまちゃんは、難易度高すぎる役回りで、普段のたまちゃんと違いすぎて、素直になれないプライド高い本当はそんな自分が嫌っていうひとはきっとたくさんいる、わたしもそうだし、そういうひとに極限まで近づいていて、憑依型演技うますぎガールで、わたしまで辛くなるぐらい、感情移入しちゃう女の子だったいうこと

れなちょは、表情、声のトーン、間のとり方、すべてが完璧すぎて、絶対絶対おもしろいし場の空気をかっさらっていく天性の舞台人で、あの場にいた人は全員、女子の喧嘩がはじまったときのれなちょの一挙一動に救われたし1コミュニティに1人いてほしい存在だったこと

もえこちゃんはふつーっぽくみえるのに自我が強い女の子っていうこれもまた難しい役柄だけれど だれがみても愛すべきかわいらしさを感じさせる絶妙な雰囲気を醸し出せる人で、かわいいところもおもしろいところもこわいところも、いろんな表情をみせてくれる、愛くるしい存在感で大好きな演技だったこと

飯原さんはあの力の抜け具合が仕事慣れしてる先輩のそれで、塾長への接し方もうまくて、でも女子たちとの絡み方はいまいちで、あー!ああいうひといる!っていう、いちばん自然体に感じられる存在で、飯原さんを観てるとどこか心が落ち着くしもっともっと演技を観ていたくなること

園田さんはひとりだけ毛色が違いすぎてもう何をどうやってもおもしろくて 動きも目線も話し方も声量もおもしろいひとのそれで まずそもそも設定もあんなおもしろいことあるんかっていう 実際に近くにいたら怖いけど いてほしいなっていう特殊な役柄、つらいくるしい展開の中でも、園田さんの存在に、一言に、わらわされて、救われたこと

上原さんはああいう新人いるーーー!かわいい!守りたい!とおもったのも束の間、なかなか奇妙な言動の持ち主で、でもあのマイペースさがきっとたまちゃんのようなひとを救うんだとおもって、これは8人の中でも上原さんだからこその見せ場で、とにかく素敵な人だということ

そしてなにより、蓮見さんの、お前ら頭いいんだからこの言葉使ったら直接傷つけちゃうからよくないなっていうのわかるだろ、そういう言葉を選ばないために、勉強してきたんじゃないの?、が、つきささって、

ああそうか、わたしは小さい頃から勉強ばっかりして、東大に入って、でもどんどん自分で自分が嫌になるような、おちぶれた人間になっていって、なんのために勉強してたんだろうねとおもうことが多かったのだけど、

きっと、周りを傷つけない方法を選択するポテンシャルはあるはずだから、それだけは、不器用でもかわいくなくてもおもしろくなくても、それだけは、ちゃんとしようって、

もう26歳だけど人生はまだまだ長いと思ったら、いま気づけてよかった!!!!!

蓮見さんは 伝えたいことはまだないって言っていたけど
勝手に受け取って勝手に人生に希望を見出せたひとがいるってことが、どうか伝わりますように。
ありがとうございました。

いつか結婚するとしたら、いや、いまはそんな相手もいないけど、蓮見さんみたいな素敵な思考をする人がいいな。未熟なわたしに、側で、そういう大切なことを教えてほしいし、そういうひとがパパになる家庭はきっと幸せだ〜〜

noteってこんなかんじでいいのだろうか?
noteを更新しました!ってツイートするわけでもないしきっとこの記事に誰もたどり着かないとおもうけど
インターネットの大海に投げ込まれたこの稚拙な文章が、どうぶつの森の海岸に落ちている小瓶のようにぷかぷかとどこかに流れ着いて、読んでくださった方が、この素敵な公演のことを一緒に思い出して、一緒に幸せに浸れたらうれしいです。

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