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2023ボカコレ夏参加について


はじめに

はじめまして、ヤギイラオと申します。
ボカコレ2023夏ルーキーで初参加いたしました。

今回参戦した2作品
「セイカンユウギョ」と「アフィリオン」について
メッセージや裏話など綴ればと思います。

セイカンユウギョ/知声

構想など

(Ali)なんかお風呂はいってるときに「セイカンユウギョ」っていうワードが頭に浮かんで良いなって思ったんだよね。
(🐐)確かに湯船とかユラユラするもんね。
(Ali)や、シャンプーしてるとき。
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(Ali)珍しくタイトル先行で浮かんできて、そこから「水槽はどうだろう」とか「星の海とか深海とかは?」「宇宙にあるの?」って思い始めて。
(🐐)メモにびっしり書き起こしてたもんね。
(Ali)なのでお風呂入りながら聴くといいですよ。

作詞について

お魚さんはあくまで遊魚です。
行く当ても帰る当てもありません。あたりに広がる星屑はそれこそ星の数ほどありふれていて、標になりそうなのはISSだったり、とびきり煌々な大三角だったり、木星だったり。

そんな中宇宙の星槽を泳ぐお魚さんにとって、ハレー彗星は76年に一度大きな興味を引くものなんじゃないでしょうか。

とか

昔のお友達にヒレを振ってしまえば「また会おう」とはなりません。宇宙は無限です、そんな悲しい視点でお魚さんの目線になっても曲の聞き方、見え方は変わるんじゃないでしょうか。

けど、それこそ宇宙の可能性は無限なので私たちの知り得ないとこに楽しみを見つけ出していたりするかもしれませんね、鱗だってサンタさんみたいな気持ちで流しているのかもしれません、そんな身勝手で主観的な希望もあると思います。

みんな自分が聞きたいように聞いて、感じるように見てね。

でも宇宙に行けたとしてお魚さんを見つけても食べちゃダメだよ、餌は何食べてるかわからないから身は毒かもね。

(作詞:Ali)

作曲について

ジャンルで言えばIDMとかGarage、エレクトロニカとかになるんでしょうか。クラブとかデカい音で聞くのが好きなので、ゆったりしつつノれるポイントはキチッと作りたいのはありました。

サウンドの空気感で言えば、星屑のキラキラ、魚のゆったり泳ぐ感じをグラニュラー系、Foley、リバースピアノなどで表現しました。良いですよね水の音、大好きです。

今後、DJとかで流していただけたら泣いて喜びます。

(作曲:ヤギイラオ)

インスピレーション

アフィリオン/知声

構想

テーマは「彗星の帰りを待つ曲」として、宇宙を漂うセイカンユウギョとは対になる曲にしたいよねってのはありました。

ハレー彗星が2023年に地球へ帰る軌道に乗るらしいので「昔、ハレー彗星を見ていた人が帰りを待つならどんな気持ちだろうか」と考えて、少し心配しつつも切ないテーマで行こうって感じだったと思います。

リリックから少しでも情緒感や空気感に触れたら嬉しく思います。

(ヤギイラオ)

作詞について

歌ってみたときの「口の気持ちよさ」でリリックとかフロウを考えて作詞します。知声ちゃんの発音も結構気を使っていて、一度自分で仮歌を作ってから調声をするようにしています。

なので結構打ち込みに癖があったり、子音全部に「か→が」みたいな濁音を足したりしてました。

ぜひ歌って気持ちよくなって貰えたら、と思います。

(ヤギイラオ)

作曲について

ジャンルで言えばdigicoreやemopluggあたりのヒップホップな感じでしょうか。主にSoundCloudというSNS文化で広がってた音楽だと解釈しています。

このジャンルの持つ「切なさ」「ノスタルジー」「儚さ」みたいな要素を今回の彗星を想う知声ちゃんで形にしてみたかった結果です。

聴いていただいて本当にありがとうございました。

(ヤギイラオ)

インスピレーション

さいごに

まずは作品を聴いてくださった方、広告をしていただいた方、感想を呟いてくださった方、皆様に大きな感謝です。

そして、奥底から見つけてくださった”すずめのめ”さんには、本当に感謝しきれません。(ピックアップツイート頂いてから、本当にたくさんの人に見ていただけました)

すずめのめさん、自然系でふわふわで、可愛くてヤバい曲を作っています。
最高なので皆様もぜひ!聴いてみてください。

なにより作品が作品でいられるのは
それを好きでいてくれたり、感動してくれるリスナーさんがいてこそだと思います。海と宇宙のように、作品数多のボカコレから見つけてれくれて、本当にありがとうございました。

今後とも、オリジナル、ボカロ問わず作品を産み出していきますので
何卒よろしくお願いいたします🐐

(記事:ヤギイラオ)

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