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ピーター・バラカン氏のピントはずれな日本批判

 正義の味方バラカンさん、荻上チキさんのラジオ番組に出演され日本人批判をくりひろげておられた。

 外国語を外来語として国語に取り入れるときには諸々のローカライズは生じるものだ。カラオケだって英語ではキャリオォキィだしエミー賞のニュースでわかったと思うけどShogunもショーガンと発音している。

 ローマ字読み、ローマ字読みというけれど外国人に日本語を伝えるはずのローマ字をアメリカ人は読めないから石井がドジャースに行ったときも現地の文字メディアではローマ字ではなく「i-shee-i」とか表記して発音を伝えていた。
 ポケモンの表記が「Pokémon」とアクサンがついているのはそうしないとポークマンと読まれかねないから。

 アクセントやイントネーションに関して日本語の中では日本語らしく、英語の中では英語らしくリズムを崩さないのが正しい作法だ。
 なぜならそのほうがそれぞれの話者にとって聞きやすいからだ。国民全員が英語学習につきあわなければならないことはないのだから。

 だから英語の中のカラオケはキャリオォキィが正しいし日本語の中のバナナはバナァーナァでなくバナナでいい。いやバナナがいい。

 マークシート式の受験英語でもアクセント問題というのはあるから受験英語の知識でもそこらへんは実は問題ないハズ。

 さっき韓国ドラマを見ていたら、韓国語の中の英単語も日本語のカタカナ英語に近い撥音とリズムだったぞ。ナイスタイミング!とかなんとか。
 それでも韓国の英語力はアジア5位で日本は15位だ。問題はカタカナ英語ではなく別のところにあるのだと思う。

 そんなことより私がずっと気になっているのはこの方はやたらと「正義」を語りがちだけど小山田圭吾氏のあの鬼畜記事が業界をザワつかせた(←宇多丸氏証言)後もなにごともなかったかのように自身の番組に彼を呼んでいたということ。坂本龍一さんもね。

 とりあえずこの方はご自身も気づいてないのかもしれないけど、日本人を見下していらっしゃるのだと思う。そもそもイギリス人は清算できてない過去があり、それこそジュビリーや葬儀の時にジャマイカ方面など旧植民地界隈ではザワついていた。
 「どの口が言ってんだ」はロシアへの制裁に参加しなかったインドの正直な感想だと思う。


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