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「世田谷一家殺人事件」の迷宮は必然かもしれない…と思ってしまった件
よく警察が不祥事を起こすと
「今回のような不届きものはごく一部であって、大半の職員の方々は一生懸命働いてくださっている」
などとフォローしたりしますが、それはむしろ逆で、マスコミにフィーチャーされるような敏腕刑事や熱血捜査員こそが、ごく一部であって、不祥事はともかくとして、大半の警察官は「昭和のザ公務員」的なノリで定年まで乗り切ろうとしているのではないか?と思ってしまいます。
以前、図書館への道中にある電柱の上から「ジージー」とけっこうな大きさの異音がしていたので、自転車でほんの5分ほどの祖師谷大蔵駅前の交番まで行き、とりあえず見に来てもらえませんか?とおまわりさんに請うてみたところ、動いてくれようとはぜず
「それ電話会社の電柱?電力会社のやつ?」などと逆に質問してきました。そんなの知る訳もありません。今思えば、それぞれの会社に自分で問い合わせろということだったのでしょうか?
ほんの5分のところですから、いっしょに行ってくださいよというと
「でも、通報がまだないからなぁ」などと言う。
「電柱の真下のタバコ屋のご主人も、いつもはこんな音しないと言ってましたよ」と畳みかけてみました。そう、裏どりではありませんが、一応、交番に行く前にこれは「異常」なのか「日常」なのか確認するという姿勢はとったのです。
ここまで読んで、おまえこそ信用できないような小汚い外見だったんだろうとつっこむ方々もいるかもしれませんが、それについては否定しませんが、だとしても「具体的な説明」に対してそんな理由で無視をしていたら大事な情報を失してしまうのではないでしょうか?交番ではまわりにも何人かのおまわりさんがいたので、その「方針」はその時点での警察の総意だったのでしょう。
たまに、出頭してきた犯人を追い返してしまったなどという珍事件が報道されますが、発覚したのが「たまに」なだけで実はごろごろいるのではと疑いたくもなります。
その翌年くらいに都市部ではなく山の方ではありましたが、電柱からの漏電で火災があったというニュースを目にして怖くなりました。
ある夜、成城学園前の駅前に何台ものパトカーが止まっていたので
「何かあったんですか?」とおまわりさんに尋ねたところ
「何かあったからいるんです」となぜか半ギレで何があったのかは教えてくれません。それどころか邪魔だからどけと。そもそも一般車両なら営業車ですら駐禁切られるような駅前を警察車両が埋め尽くしているのですから、むしろ「お騒がせしてます」的な対応でもよさそうなものです。以前、強化キャンペーンだったのか業務用車両があちこちで切符を切られていたのを思い出しました。そんなことするくらいなら「水道道路」というところで見張っていてくれたらたとえ歩行者が待っていても横断歩道に次々にクルマがとびこんでくるなど法令違反の入れ食い状態ですが、そこに警察官がいたの見たことがありません。
そもそも先述の、私が交番に言いに行った行為は「通報」ではないのか?
たま~に出会う、聞く耳をもってそうな若い警察官にそれを尋ねてみたところ
「それは“通報”ですね」
とハッキリと答えてくれた。そのさわやか警察官もいずれは組織に染まっていくのだろう。
ここでもうひとつツッコミがあるかもしれません
「安心しろ、それは成城警察だけじゃないから」
と