WordleのJazzyなDaddy~わぁどるおもしろ辞典その弐
とりあえずルーティーン変遷のおさらいから。
当初はネットで出回っていたいた
'brick', 'glent', 'jumpy', 'vozhd', 'waqfs'
という5つの単語を使っていました。
この語群のすごいのは5つの単語がダブることなくアルファベット26文字中の25文字をカバーしていることですが、6トライしかできないことを考えると、これで総当たりするというのはあまり実用的ではありません。
そこで'vozhd', 'waqfs'をfadosという単語にまとめ、'brick', 'jumpy', も、'wrick', 'bumpy', とマイナーチェンジして
glent
wrick
bumpy
fados
という布陣に変化していきます。
実際にはこの中から3つを選んで(2+fados)その3回以内に炙り出し作業を終えて、残りの回を確定作業にあてるという手順になります。
ほぼこれで問題なかったのですが、20回に一回くらいピンチに陥り薄氷の勝利の様相になってしまうのです。
それにどうせなら速さも追及していこうというとで、今現在は、5入力目でフィニッシュというのが最多なのですが4入力目が最多になることをめざすことにします。
その作戦変更にあたり、のこる約1600の単語を調べ、文字別頻度を洗い出して選定したのが
arose
unlit
この2単語の10文字で出現頻度ベスト10文字を効率よくカバーできます。3語目は状況(しぼられた候補)に応じてその都度きめることにします。
場合によっては「arose」一語しか入力していない時点でも検索をかけてみます。緑が1枚でもめくれていると、すでに5つぐらいに絞られているなんてこともあるので4といわず3入力目のフィニッシュを目標にはげむのが吉。
それでもめんどくさい事態はおきます。1つは世間でもいわれている「アナグラムワード」
least
slate
stale
steal
merit
mitre
remit
timer
caret
cater
crate
trace
といったケースですが、意外と緑がめくれるので、そこまでの脅威ではいかもしれません。
前回も紹介した
bills, cills, dills, fills, gills, hills, jills, kills, lills, mills,nills, pills, rills, sills, tills, vills, wills, yills, zills
みたいなのも一見すると厄介ですが、この19ワードも見た目ほどの破壊力はありません。というのも単純な複数形や三単現は実際には出題されないからです。これを紹介したひとはおそらく「ill」~病みワードという言葉遊びを見せつけたかっただけでしょう。
有効な単語であれば連続文字は候補5つくらいでも、なかなか煩わしいものです。
最近経験したのはcaddy、daddyといった「~ddy」なパターンです。まだ候補が多い段階でここに「~bby」パターンも加わり、かなり面喰いました。正解はJazzyだったのですがうっかりうしろ付近で1枚だけ緑かめくれてしまうと多大なロスとなってしまいます。
ボーリングでいうならスプリット状態ですが、それに遭遇しないために同文字の連続について調べてみようと思いました。
はたしてどんな文字が連続出現するでしょうか?
結論からいえば
q
u
w
x
y
以外の文字すべてです。
以下が調査結果です。
最初の数字が前半辞書、次が後半辞書における出現回数です。
a 00 34
b 08 45
c 02 26
d 13 38
e 59 249
f 20 91
g 06 62
i 01 09
j 00 01
k 00 13
l 59 150
m 08 56
n 14 77
o 58 270
p 11 58
r 18 89
s 36 69
t 21 93
v 1 7
z 5 30
激レアは「J」でしょうか。ちなみにその語は「hajji」ハッジでイスラム教における敬称(尊称)のひとつらしいですが、限定された属性の語は傾向として出題されませんし、そもそも辞書後半なので出ないでしょう。というか混乱するのはむしろ存在する語が多い場合ですね。
さんざん書いておいてあれですけど、連文字を調べるよりも、語尾パターンのほうが重要かも?と思えてきました。
また調べて書きますのでその時はまたヨロシクおねがいします。