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石破茂氏のオタクぶりはハイリスク・ローリターンです。
前回の投稿で人生最後になるかもしれないとマジで思っていました。。
無節操につめこんだのはそういうわけです。その後遺言感覚で加筆、加筆をしいてたら、自分で修正もままならないくらい重くなってしまいました。アクセスしてくれた方々ごめんなさい。
さて無事生還…というわけではないのですが、とりあえずこの投稿はできるようになりました。ただ悪いことはもちろん、楽観的な要素でさえも書いたとたんにワードがその場に地縛霊のように定着して「言霊」の逆襲にあいそうなので体調については何も書かないことにします。とりあえず今週あたまに、生まれてはじめてかかる「科」に行ったとだけ言っておきましょう。
さて、とりあえず本日、思ってしまったことを投稿します。
戦闘機オタクだった自身の反省から言わせていただきますが、「ミリオタ」つまり軍事オタクというのはすべてクソです。ただ政治家と軍事評論家だけはミリオタが生きる職業かもしれないと長年思っていましたが、今朝の石破時期総理が出演したフジテレビの「日曜報道THE PRIME」を見ていて気が変わりました。
この人が総理ってヤバいです。
最近あったような領空侵犯の中国の航空機に対して自衛隊は危害射撃も可能にするのは当然のことだと鼻息荒く熱弁していました。
ここで少しわかりにくかもしれない例えをしたいと思います。500ポイント単位でしか使えない、ポイントは501ポイントも999ポイントも価値は同じだということで。
つまり中国になめられてるからなんとかすべきだということなのでしょうが、それでもとりあえず現状は「日本ってちょろいからいっちょ攻めてやろうか」というレベルまでは達していません。
そしてその「抑止状態」の要員は残念ながら自衛隊の強さではない…と言いきらないまでも、この「なめられてなさ加減」のうしろで機能している主たるものは、アメリカの存在です。
たとえば今なんかの原因で自衛隊の戦力が急に5%くらい減じてしまっても、中国は攻めてこないでしょう。
あのイージス・アショアの急な配備停止を思いだしてみればわかるでしょう。中止になったあと代替案にむけて関係者が奔走したなんて話はきこえてきませんでした。少なくとも急を要する案件ではなかったということですし、そもそもイージス・アショア自体が絶対に必要な装備だったのかも疑いたくなります。
いままでしていたことを急にやめたり、していなかったことを急にするのはなるべく避けたほうがいい。たとえばキエフをキーウと呼ぶようになったり、イスラエルを原爆の追悼式典から排除したりとか。
急に何かをかえることは傍から、または相手から見ると必要以上に強い意志が感じられてしまいます。つまり「とがって」みえるということです。
最近増えた警察官の発砲事例を見るにつけ、日本の公務員は緊急の火器使用のセンスが足りない気がします。
アメリカのような銃社会における銃撃戦のような事例でもけっこう犯人を生け捕りにしてるので、さすが銃先進国と感心ししたりします。
とりあえず防衛の基本は武力行使ではなく外交です。アメリカはなんだかんだロシアと人質交換したりとか、日本よりもロシアと外交チャンネルを残している感じがします。私は安倍さんはいい政治家とは思っていませんでしたが、ロシアとつかず離れずの距離感を保ったことは評価できるたと思います。
むしろ防衛関係でなめられていて、事実上整備が急務なのは「サイバー分野」です。実際のところすでに攻撃は始まっています。
アメリカのハッカーコンテストで北朝鮮のチームが優勝したことはじつはかなり深刻なことなのです。
「日本すごい教」が蔓延しているこの国ではみなさん「日本も負けちゃいない」と楽観しているかもしれませんが全然負けています。そもそもその分野の人材も不足しています。一応、言っておくと日本がIT分野で先頭にいたことなどただの一度もないのですから。
そこらへんのハナシが石破さんから出てこなかったのは残念です。
このまま選挙に突入すれば石破効果で自民の圧勝もあり得ますし、そうなれば政治とカネの問題もうやむやになることでしょう。