トランプ当確に思うこと-その一~ダブルスタンダードと貴族の遊び
最近のニュース見ていたらまぁそうででしょうねという結果。
ある貧困マイノリティ層の方はトランプが人種差別主義者だろうと今は経済対策をやってくれそうな方に投票する。ハリスに有効な経済施策があるならとっくにやってるはず。だって現政権の副大統領なのだから。
至極まっとうな意見です。一方で、「あなたとバイデンとの違いは?」と聞かれたハリスさんは「…これといって」などと答えていた。
こういう層のひとたちの叫びを聞くとテイラー・スウィフトとかの民主推しセレブの発言が「貴族の遊び」に見えてくる。
坂本龍一氏とかおしゃれ有名人も加勢していた神宮の開発反対も「貴族の遊び」にみえる。だってすぐ近所の国立競技場の不必要な建て替えで立ち退きを迫られた方々のことは誰も助けようとしなかった。
古舘伊知郎氏は神宮の問題に首をつっこまないことにしたのは自分が「クリスマスツリーはやっぱ生木がいい」なんていうとんだ「ダブルスタンダード」な自分に気づいたからだそう。
元NHKの武内陶子さんはカナダ旅行の機内で隣席に乗り合わせたカナダ人紳士に「カナダの山ってパッチワークみたいでso cute!」と窓から見えた風景の感想をいったら「君たち日本人がカナダの木材を切って全部持って行った結果だ」とキレられたとか。
新国立競技場は大量の木材が使われていて温かみのあるデザインとかなんとか誇らし気だったけど、フタをあけてみればマレーシアとインドネシアの森林破壊をしていたとNGOに暴露されてしまった。が、おしゃれ人間たちは無視。日本の意識高い系なんてそんな人たち。
そもそも被災地の復興を遅らせる五輪そのものはなんでみんな大賛成していたのかってことだ。
「ブラックライブズマター」を扱った音楽を紹介するおしゃれDJやおしゃれ音楽評論家は日本国内で行われている外国人差別には盲目的だ。しまいにゃ日本には人種差別はないよねなどと言ってたりする。
前にも言ったけど、今の日本を擬人化したらトランプよりたちの悪いおっさんになると思う。
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