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目標1.おしゃれな家に住む①
30歳になる前に「自分を変える5つの目標」を立てました。
自分がなりたかった大人の姿に少しでも近づけるために、20代最後の1年に本気で取り組み、必ず達成させると決めました。その過程をnoteにまとめています。
おしゃれな家に住みたい。
僕自身は安月給の低年収なので、
戸建てやマンションを買う財力はありません。
賃貸で、限られた予算の中で、どれだけ自分の理想に近づけられるか、
できるだけ妥協のないよう、1つずつ決めていきました。
物件の条件を洗い出す
理想の部屋を想像してみた
住みたい部屋のイメージを描いてみようと思い、
現実的に、でも理想的な部屋の絵を描いてみることにしました。
住宅設計の仕事をしていたので、簡単なパース程度なら
すぐに描けました(雑ラフでしたので下手くそですが)。
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簡単な一点透視図法です。シャープペンで下書きをした上に
ボールペンで線を太くしています。
絵を描くことで自分のこだわりや譲れない点を洗い出すことができました。
(実はパース以外に平面図(家具配置計画)も描いていたのですが、
もう手元に残っていませんでした。残念…..)
そもそも賃貸の部屋探しにそこまでするのかレベルなのですが、
折角のタイミングですし目標でしたから、できることは全部やって、やれるだけ凝ってみたかったんですよね。
立地の条件
立地に関しては、
職場へ1時間以内で通勤できるエリアで探すことにしました。
1時間であれば、かなり候補は広域になるので、
その中でも都心部(新宿、渋谷)へのアクセスが良いところを
優位な候補として挙げていくことにしました。
暗い思い出はありつつも、やっぱり渋谷が大好きなので、
渋谷に行きやすいところがいいなと思ったからです。
部屋の間取り
部屋の間取りは1K以上であれば十分でした。
元々6.5帖のワンルームに住んでいましたので、
持っている家財の量はたかが知れていますし、
そもそも全部部屋に合わせて買い換えようと思っていました。
しかし、部屋が端正な形状であることが条件でした。
(きれいな長方形の部屋・柱や収納で一部が凹んでいない)
賃貸物件の検索サイトを見て、家賃の安い物件を探してみると、
都内の物件は壁が斜めだったり、大きな柱がある分凹んでいたり、
変なところに収納や洗面台、キッチンがある物件がたくさんありました。
普段住宅を設計している身としては、
「どうしてこんな形にしたのか…」と思うものが多く、
希望の価格帯で、住みたいと思える部屋は
23区内にはほぼありませんでした。
折角理想の部屋にするのであれば、
テレビを斜め方向から見なければいけないような、
ベッドをキッチンやトイレの近くに置かなければいけないような、
そんな部屋にはしたくないと思ったからです。
ソファーが置ける部屋に住みたい
それまで住んでいた部屋は、
シングルサイズのベッドとミニテーブル、棚、
洋服掛けがあるだけの部屋だったので、
自分の部屋にソファーがことに憧れがありました。
一人暮らしを始めたころから、
欲しいと思っていたソファーがあります。
それが電動リクライニングソファーです。
COSTCOやニトリで見かけていて、
このソファーを置けるような部屋に住みたいと、
当時勤めていた会社の上司に話していました。
余談ですが、住宅の設計をしている人は、
ソファーにこだわりを持つ人が多いようです。
一級建築士事務所を営む先生とお話をした際に、
初めて買った高いものはソファーだったと仰っていましたし、
先ほど話に出した当時の上司も、
駆け出しのころにがんばって貯金をして
30万円もするソファーを買ったと言っていました。
ソファー一つで部屋のイメージも変わりますし、
こだわっておきたいという人が多いんでしょうか。
電動ソファーは、名前から受ける印象とは裏腹に、
座り心地が本当によく、デザインや質感も自分好みで、
初めて見たときにすごくに感動しました。
このソファーに座って映画を見てみたい…と思っていました。
ソファーとテレビを置くことを絶対条件にしたので、
ソファーを置いて、十分離れた位置からテレビを見れる部屋の広さを確保できるよう、
部屋の間口は3.5m以上であることを条件にしました。
住宅設備について
普段日用品等の買いものはAmazonを使っています。
そのため月に2回は家に何かしら荷物が届くので、
宅配ボックスは必須でした。
水回りに関しては、引っ越す前の家が本当に必要最低限のものでしたので、
新居に求めるレベルはそんなに高いものではなくても良いと思っていました。
ただ、トイレとお風呂は別々が良いことと、
キッチンとベッドルームは扉で区切られている方がいいなと思っていました。
年収が下がった分、自炊をしないと食事が厳しい状況でしたし、
そもそも料理をする時間は十分に確保できそうでしたので、
ベッドのある部屋に臭いを充満させたくありませんでした。
他にも色々と条件を付けることを考えましたが、
今まで挙げたものがそろっていれば妥協できることばかりでしたし、
ひとまずこの条件で探してみることにしました。
物件を探す
物件の条件を洗い出したところで、いざ住宅情報サイトで物件探しです。
物件探しの条件
・通勤時間が1時間以内(渋谷に行きやすい)
・部屋が端正な形状であること
・間口が3.5m以上あること
・宅配ボックスがあること
・トイレ、風呂は別で独立洗面台があること
・キッチンとベッドルームが扉で区切られていること
1か月ほぼ毎日、住宅情報サイト(主にSUUMO)で検索を繰り返して、
ようやく見つけた候補の数物件の中から、
家賃が安くきれいで比較的設備も良い、3物件に絞りました。
家賃はほぼ同じ、部屋の広さ、間取りもほぼ変わらず、
いずれも構造もがRC造で、築1年前後の物件でした。
「イエー!」不動産屋紹介サービス
マンションの外観も、部屋の色合いも許容範囲内だったので、
その3物件について、問い合わせしてみようと思いました。
その際、住宅情報サイトを経由せず、
イエー!というサービスを利用しました。
直近で引っ越しをしたという知人に紹介してもらったのですが、
仲介手数料が安くなるそう!
担当者とは完全にメールでのやり取りだけになるので、
わざわざ不動産屋さんに行かなくてもよいこと、
別物件を勧められる等の営業もないので、
そういうのが苦手な人、
あるいは自分で十分調べる時間がある人には向いているサービスとのこと。
そして、イエーは借主と管理会社(あるいは貸主)の間に入って
やり取りをしてくれるサービスなので、
価格交渉や借主の希望を、上手く管理会社に伝えてくれるので
借り手の気苦労も最小限に抑えられるのだとか(友人談)。
家賃1か月分がいくらか安くなるのはかなり大きい…と思い、
紹介してもらったままに使ってみました。
いざ、問い合わせ開始
問い合わせたその日に、サポートセンターから返信があり、
候補物件の初期費用とその明細が送られてきました。
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まず、その対応の早さに驚きました。口コミを見た感じ、
返信が遅かったり対応が悪いという投稿を何件か見たので
正直心配していましたが、
僕の場合、全くそのようなことはありませんでした。
問い合わせた物件のうち、
1物件は仲介手数料がかかりませんでした。
それに加え、入居祝い金4万円のキャッシュバックと、
数か月のフリーレントがついていました。
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正直怪しい…と思いました。
さすがに安すぎでは…?と。
物件の詳細や価格の理由、さらに安くならないかと金額交渉等、
事細かくメールで要望を伝えると、
数日後には全ての問い合わせに、懇切丁寧に回答してもらいました。
質問した内容や、要望はかなり強く伝えました。
僕自身、宅地建物取引士の資格を持っていて、
不動産会社が母体の企業に勤めていたこともあり、
やり取りに少し熱が入ってしまいました。
担当の方には、相当細かくめんどくさい客だと思われたことでしょう…。
そんな僕に最後まで付き合ってくれた担当(顔も名前も知りませんが)には
本当に感謝しています。
やり取りをしていて思ったのが、
メールでのやり取りのみになると、
僕から聞いたこと、回答をもらった内容が、
すべて電子記録として残るのはいい点だなと思いました。
対面でのやり取りになると、どうしても聞き漏らしたり、
相手に気を使って言いたいことが言えない、なんて
こともあるかと思いますが、
そうしたことがすべて解決できるので、
僕にはとても合っていると感じました。
ちょっと話が逸れますが、
過去に住宅設計の打ち合わせの際に、
話した内容をすべて録音する方が結構いました。
人生で最大の買い物ですから、慎重になるのは当然です。
しかし、対応している私はずっとそれが嫌でした。
信頼されていないんだなと少し悲しくなりますし、
なによりいつも以上に緊張してしまうので…。
録音されているときに限って、話が整理できなくて
うまく説明ができなかったことなんて数え切れません。
緊張せず堂々としていればよかったんですが、
僕のメンタルは、それができるほど強くなかったようです。
内見の日程を決定
一番安い見積もりが出た物件は、
安さと設備の良さでは他と比べて良い物件だったので、
もう内見せずに申し込んでしまおうか、と思ったほどです。
なにせ当初想定していた初期費用よりも
20万円ほど安くなったので、正直驚きました。
紹介してくれた友人、ほんとにありがとう…!!
内見の日程決めも、とてもスムーズに進みました。
ただ、内見に立ち会ってくれる人に次の予定があり、
30分ほどしか滞在できないとのこと。
まぁ、安く住めるからしょうがない、で全部納得できるのですが、
正直もっとゆっくり見たいなと思いました。
問い合わせから内見の日までを振り返ると、
この間、誰にも会ってないし、
ましてや電話でもしゃべってもないので、
内見でいきなり人に会うことにちょっとばかり緊張しつつ、
内見日が来るのを楽しみに過ごしました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は内見した時の様子について書いていきます。
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