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2024年1月実施のFP3級試験の感想

現在私はエンジニアをしており、FPの仕事に興味があるわけではないのですが、包括的なお金の知識を学びたいなと思い、FP3級をやるとちょうど良さそうだと思い立ちました。

これが去年の10月ごろでしょうか。
学生時代にも一度受けようと思ってテキストを買い、試験申し込みもした記憶がありますが、全然勉強せず試験も受けなかった苦い思い出があります。
このモヤモヤを解消したいという気持ちもあったのかもしれません。

1/28に受けてきたので今回はその所感を書こうと思います。

試験の難易度

FP3級の試験は難しいものではなく、合格率も高いです。
2択、3択の問題で記述式はなくヤマカンでも結構取れると思います。
とはいえ全く勉強しないで合格できるかというとそうでもないと思います。
ライフプランニング、保険、金融商品、不動産、相続などの分野の問題が出題され、単純な計算問題もあれば知識問題も結構あります。

今回の試験の感想としては奇を衒った問題は少なく、比較的簡単な方だったのではないかと思います。
自己採点では学科と実技の両方とも9割程度でした。

勉強方法

まず下記の教科書と問題集を1周しました。
多分一番オーソドックスなやつだと思います。
カラーで見やすく大事なところがまとまっていると思いました。

本の巻末に載っていた総合問題的なものは、試験の2週間前くらいにやりました。
それまで何をしていたかというと非常にお世話になったのが下記のWebサイトです。

過去の試験問題が載っており、即時に正誤判定と解説も見ることができます。
これを学科と実技で過去6回分ほどやることを目標にしました。
それくらいやると結構使い回しの問題が多いので、6回分を解いて間違った問題を解き直せばそれだけで合格できると思います。

私はもう少しやっておこうと思い最終的に約過去9回の試験問題を解きました。
これだけやるとまず落ちることはないでしょう。
とはいえ自分はまだ結果が来てないためこれで落ちていたら泣きます。


合格までの必要勉強時間

非常に効率的で頭が良ければ1日とかで受かると思います。
普通にやって受かるとするとこのくらいでしょうか?

教科書: 8時間
問題集: 8時間
過去の試験問題6回分と間違った部分の復習、知識の穴埋め: 16時間
合計32時間

通勤や仕事の合間といった隙間時間の勉強で1日30分程度捻出できれば、2ヶ月あれば十分だと思います。

知識が役立ちそうか?

金融商品に関しては知っていることが多かったですが、債権の利回り計算はやったことがなかったので勉強になりました。
また相続税に関しては法定相続分という言葉すら知らなかったため、こちらも新しい知識ばかりでした。
保険に関してもなんとなく保険の種類の名前や仕組みがわかったので、自分が契約する際にも参考にできそうだと思いました。
不動産に関しては知っている知識も多かったですが、一物四価と言われる公示価格、固定資産税評価額、相続税評価額、実勢価格の違いについて知ることができてよかったです。
当初の目的にしていた浅くても良いから生活で知っておいた方が良さそうなお金に関する知識はついたと思います。
受験料と本代で1万円強かかるのは癪ですが、下手な本を読むならFP3級の勉強をするというのは包括的な知識を身につけるのにおすすめだと思いました。

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