インナーチャイルドワークが育児にもたらした恩恵② ~我が子への対応と変化~
こんにちは。
家族関係やトラウマなど様々な要因で乖離した心と身体を繋げるレッスン、インナーチャイルドワーク、心を整理するセラピーを、自然の香り(アロマ)を使ってご提供している「生命の雫 ~a drop of life ~」の東海林智子です。
我が家では小学生と幼稚園の2人の男の子を育児中です。
現在小学5年生の息子は小学2年生の頃に不登校になり、徐々に学校へと戻り始めました。
私自身のプロフィール・活動内容は下記をクリックしてごらんください。
私が自分自身の生きづらさのために取り組んできた
セラピーメソッドの一つでもある
「インナーチャイルドワークが育児にもたらしくれた恩恵」として、
実際のわが子との関係や育児の中でどのような変化が起こったのかを、今回は綴っていきたいと思います。前回の記事はこちら♪
インナーチャイルドワークが実際の育児に反映される時
私自身が自分のインナーチャイルドと繋がり、関わっていくプロセスの中で体験し学んでいることが、我が子と関わる上での土台作りとなっていることに、徐々に気づき始めていきました。
インナーチャイルドワークでのプロセスの詳細はこちら♪
登校を渋るわが子を目の前に、どう対応してよいのか戸惑う日々がありました。
表向きではぐずったり騒いだり、ふさぎ込んだりしているけれど、本当にこの子が伝えたいこと、訴えようとしていることは何なのだろうか!?
それまで息子の表面を追いかけていた私の目線は、次第に息子の内側を観察するような目線へと変化していきました。
息子の内側の感覚を私の中でキャッチすると、その感覚を息子へ伝えます。
「あなたは今、〇〇と感じているんだね。」
「今まで、〇〇だと思ってきたんだね。」
「あなたは〇〇してほしいんだね」等々。
時にはギュッとハグをすることもありました。
背中や身体を撫でることもありました。
私が感じていることが、息子が感じている感覚とは全く違うものだったこともあったことでしょう。
コミュニケーションがどうにも取れなくて、どうしたらよいのだろうか。
息子との関係に動きのない時、むしろ、余計に悪化してしまったようにみえる時もありました。
語りかけた言葉が息子の核心部分に触れることができた時、息子の反応が変わり始めました。
その場で泣き出したり、泣きながら私にこれまでの思いをぶつけたり。
いずれもその後にはスーーッと力が抜けて、気持ちが落ち着いたり、そのまま寝入ってしまうことがありました。
そんな姿を見届けた後、私もホッとするのでした。
この感覚は・・・。と気づくとき
このような体験を息子との間で重ねていく中で、ある時気づきました。
「これは、私が自分自身のセラピーで重ねてきたプロセスそのものだ。」と。
大人の自分自身が幼い自分の親になり、共感してもらい、
信頼してもらい、そのままの自分を受け止めてもらえた時のあの感覚。
その時に自分の身体に起こったこと。
あの体験を今度はわが子との間で実際に行っていることに気づいたのです。
やだやだ!と癇癪を起しながら内側にある言葉にならないものを表現している姿も、私自身の幼いチャイルドの姿が息子に反映されていたのです。
このことに気づいた時、私は嬉しくて嬉しくてセラピストに伝えたことを今でも覚えています。
なぜなら、今まで育児書などで書かれている「理論」が、自分の幼少期の体験や記憶の中で薄かったため、自身の子育ての中でピンとこず、「わからない、わからない」ともがいてきたからです。
それが自分自身との和解のプロセスの中で取り戻していくことができるのだ。と「希望」を感じることができたことは、暗く深い閉ざした場所に光が差し込んでくるような喜びでした。
このような体験を私自身のセラピープロセスと息子との親子関係の中で重ねていくことによって、するすると息子の頑なさが和らぎ、笑顔が増え、親子の会話が増え始めたのを実感していくのでした。
このこともまた、私の心に「希望」というの名の光が射すような瞬間でした。
癒しのさらに次のステップへ・・・
では、このような体験ができたことで、子どもとの問題全てが解決!!。
かというと、そういうことでもありません。
不登校や子どもの発達課題に対して、何が必要なのかを見極めながら、様々な側面から対応、アプローチしていくことも、その時その時で必要であることを、その後数年経過してきた現在は実感しています。
(この辺りの詳細については、CPCリカバリーを共に綴っている、ハートエデュケーションセンター代表の川村法子さんや、臨床心理士のかちゆみこさんの記事も参考にしてみてくださいね。)
しかしその時でさえも、セラピーで培ってきたことは、子どもとの課題のみならず、様々な場面に直面した時に、私の土台となって支えてくれていることを実感しています。
親子の癒しのさらに次のステップへと繋がっていくのです。
次回はインナーチャイルドワークの経験で培ったものが、夫婦関係(パートナーシップ)へどのような恩恵をもたらしてくれたのか。を綴っていく予定です♪
子どもの発達について必要なこと
今回お伝えしているような「親と子の癒し」が大切であるように、さらに物理的なアプローチが必要な時があります。
その一つに聴覚から脳を癒す「聴覚セラピー」があります。
わが家の息子にも必要性を感じ取り入れてきました。
また不登校リカバリーを書いている、二人のセラピストも子育ての中で取り入れてきました。
三人ともがそれぞれにわが子の発達への効果を感じ、この度ハートエデュケーションセンターでは、トマティス社の聴覚器具を使った「親子発達トレーニング 第一期モニター」がスタートしました。
気になる方は、下記をぜひチェックしてみてくださいね!!
不登校リカバリーCPC
不登校リカバリーCPCでは、発達課題のあるお子さんの子育てに、役立つ記事を発信していきます。
他2名のチームメンバー、臨床心理士のかちゆみこさんとトラウマからの癒しを提供されているハートエデュケーションセンター代表の川村法子さんは、子どもの不登校と発達課題を乗り越えてきた仲間です。
まだ一般には知られていない家族学のこと、トラウマのこと、心と体のつながりについて、体験談を交えながらお伝えしていきます。
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その他(地域のスポーツクラブ、習い事、塾など)の外部団体との関わりに悩んでいて、対応を考えている
自分自身の育ちについて整理したい