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予算別 コーヒー抽出の始め方

この記事は Stockmarkアドベントカレンダー 9日目の記事です。

こんにちは、Researcherの會田です。
コーヒーオタクなのでコーヒーについて話します。
コーヒー抽出と聞くと、小難しいルールがあって、良い器具を揃えたり、丁寧に始めるイメージがあるかもしれません。
実際は低価格で簡単に始められるので、少しでも興味ある方のために予算ごとの始め方を紹介します。

コーヒー豆がDrink-Readyになるまでの流れ

仕組みは単純

豆を砕いてお湯に浸してフィルターで濾す、これさえできればコーヒーの抽出ができるようになります。
つまり極論
豆が粉砕された状態で購入する場合:フィルター一枚あれば抽出できます。茶漉しでもいけます。
豆のままで購入する場合:豆を砕くことができれば、上記の状態に持っていけます。ジップロックに豆を詰めて石でガンガン叩くとかでも大丈夫です。

予算別の始め方

とはいえ、美味しく簡単にコーヒーを淹れるために、専用の道具が存在します。道具を買うにも値段、性能がピンキリなので、コスパ重視で予算別にまとめてみました。電気ケトルとマグカップはご家庭にある前提とします。

0円(番外編)

市販のドリップバッグを購入してください。多くの場合、窒素充填で豆の鮮度が保たれているので、最も簡単に一定のおいしさのコーヒーを抽出できます。粉砕済み+フィルター付きなので、基本が揃っている優れものです。

旅先でドリップバッグを集めるのもオススメ

110円

ダイソーのドリッパーです。まだミルが無いので、豆は挽いた粉の状態で購入する必要があります。

660円

100円ショップのミル(550円)+ダイソーのドリッパー(110円)
これで粉砕から抽出まで一通りできるようになります。

~4,000円

細口のケトルを追加しましょう。注ぎ易くなったり、コーヒーを淹れている感がグッと向上します。
月兎印かHARIOあたりが、品質も良くお手頃価格なのでオススメです。

この辺りの予算なら、ドリッパーも100円からレベルアップして良いと思います。HARIOのV60は、550円で世界チャンピオンも使うタイプのドリッパーなので、コスパは最強です。

10,000円

コーヒーミルを電動にしましょう。手回しと比べて手間が削減できるので、コーヒーを淹れるハードルを低くできます。
安いプロペラ式ではなく、臼式を強くオススメします。
デロンギの電動ミルは割とコスパが良いです。

20,000円以上

コーヒーミルへの投資をオススメします。青天井なので多くは語りません。

筆者の抽出環境

コーヒー器具沼の一部をチラ見せします。学生時代にコーヒー屋さんのバイト代で購入し、大事に使っている道具たちです。

自宅用:電動ミルと大きめのスケールを使っています
ミル : Kalita next G, ドリッパー : HARIO V60, スケール : acaia Pearl Model S
オフィス用:ドイツ製のミル、コマンダンテ。家庭用ミルの中では最高の均一性で豆を粉砕します。豆はお隣のコーヒー屋さんから。

ストックマークのオフィスの隣にあるlittle darling coffeeの豆も、ドイツ製の焙煎機で焼かれています。ドイツ製コーヒー道具大体強い。

おいしさに効くのは何か

圧倒的に豆です。美味しいと思うコーヒー屋さんで豆を購入しましょう
今回の趣旨的に、重要な道具にも触れておくと、これはミルです。粉砕した粒の均一性で、抽出の安定性が劇的に変わります。だから手回しでも精密なミルが売れます。
その次くらいに注ぎ方など、抽出方法が大切になってきます。抽出方法については過去にブログを執筆しているので、見ていただけると嬉しいです。

ハンドドリップで気にすること〜ハンドドリップ入門〜

最後に

コーヒーを始めるハードルが出来るだけ低くなるように、最安を攻めた始め方を紹介しました。最近は100円ショップの道具が優秀なので、あまり予算をかけずに始めるにはオススメです。
そのままでは扱いにくいコーヒー豆も、処理の過程がわかると美味しそうに見えてきますね。
ちなみにストックマークでは、そのままでは扱いにくいパワポ、PDFなどを生成AIで活用するためのプラットフォーム、SATを提供しています。全自動コーヒーマシンの設定ボタンをポチポチする感覚で生成AIの検証ができるので、興味のある方はぜひご覧ください。

複雑な文書をRAG-Readyにする技術

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