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成長期の見極めは大切


野球の世界で最初の大きな進路選択は高校選びではないでしょうか。


いわゆる名門校からスカウトされ、学校を選ぶ年齢は15歳。

(早いと中学2年生で決まる子もいる為14歳)

まだまだ成長期を迎えていない、もしくは成長期真っ最中です。

当然チームのレギュラー選手でしょうから、レギュラーを取る時間から遡ると、13歳ごろから頭角を現した選手がいわゆる名門校であったり、野球の強い学校に進む傾向にあるのです。

体の成長が早く、活躍してしまった選手もいれば、技術、才能はあっても体がついてきていない選手。様々な子がいるのが中学時代でしょう。

中学野球は体の成長が早かった者勝ち、体が大きい、筋力が強い者勝ちの世界です。大した技術の差はありません。

ですが、はやく頭角を現した方が注目をされますから、人はその気になります。高いレベルを目指すようになり日頃の生活も意識も高いものになっていくという良い点があるでしょう。


その選手が今、どの状況にあって、今後どんな選手になっていくか。

そこを見極めてあげるのは、指導者や親ではないでしょうか。

(もちろん、最後のところは本人次第)

1つの方法として誕生日は参考材料になります。



このグラフは非常に興味深いです。

同学年で、先に生まれた方が有利なのが一目瞭然でしょう。


成長が早く、上手いと錯覚してしまった中学生が高校へ進学後、周りが成長に追いついてきて現実に向き合い、こんなはずでは・・・。

挫折を味わい、乗り越えることができず辞めてしまうという場合も・・・。

よく見かけませんか?中学の時あんなに凄かったあの選手が・・・。

逆に中学時代は成長期が遅く芽がでなかったものの、成長期が来てもっとレベルの高い環境でもやれたのでは?ということもあります。

環境は大切ですからそういったもったいないパターンもあります。


うちの子、いまいち芽が出ない。野球向いていないのでは・・・

と思っている保護者の皆さん!

もっと大きなスケールでみてあげてください。

息子さんの体つき、誕生日など様々な要素から分析してあげてください!

例え現状が満足いくような状況でなくても

まだまだ所詮中学生、先のことなんてわかりません(^^)


進路にしても、何事も最後は本人が決める事が良いかと思います。

困難はどの道を選んでも待っているものであり、困難が立ちはだかった時に言い訳をしてしまうから。


ですが、今日の内容は子供にはわからない部分。

指導者や親がこういった部分まで分析し、アドバイスをしてあげることはオススメです。


私は早生まれで中学3年生の秋頃に急激に身長が伸びました。

およそ10cm!!

まさに高校から芽が出てきたタイプで、その後ありがたいことに大学野球経て、社会人野球まで経験させてもらいました。


磨けば光る素材がまだまだ眠っているかも?!



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