【前編】令和4年にテニスの王子様の沼に転がり落ちてしまった女、光と闇

タイトルの通りです。
某元石油王系YouTuberのパワプロ配信を見ていたら、いつのまにか「テニスの王子様温泉」って名前の沼にいた。

テニスの王子様、実はリアタイでハマっていないし、ニコ動大盛り上がり時期のテニミュ空耳ブームにも乗ってない。
テニプリがアニメ放映始まった頃にわたしはナルトと鋼の錬金術師に夢中で、その時仲のよかった友達もどちらかというとナルト派閥だった。
ただ、別の仲良しガールがテニプリ派閥で、乙女ゲーのやつを貸してくれた。たぶん、スウェットアンドティアーズ2。
当時はなんとなく芥川慈郎くんが好きで、彼を狙って攻略していたら、なぜかEDで千石清純と結ばれていた。隣で見守ってくれていた友達と顔を見合わせて大笑いした。
テニプリのリアタイの思い出はそれくらい。

いや、実はもう一つあって、わたしの叔母がテニプリガチオタクだった。
ガチオタクの叔母だが、PS2を持っていなかったので、「ソフトを買って送るから、内容を録画してDVDに焼いて渡してくれ」と要求してきた。
そのゲームは「キスオププリンス アイス&フレイム」………キャラクターの顔が書いてある顔のカードで神経衰弱をして、引き当てた男の曲を、彼らがラリーをしているムービーを背景にしつつ聴くことができる的なゲーム。
いや、今改めて見てもわけがわからん。たぶんこのゲームフルプライスだったぞ。
そんなかんじで、全員分の男神経衰弱をクリアし、男たちがラリーしてるところを眺めながら、男の曲を聴いた。
余談だが、そのとき一番印象に残っていた曲が神尾くんのやつ。月夜の誘惑的なやつ。君はそんなキャラだったか?でもすごい印象に残っててよく聴いてた。

その後、大学生くらいのときにテニミュ空耳ブームが起こった。すごかったよね、あの頃のニコニコ動画はよ…。
今では激しく後悔しているが、そのブームに乗らなかった。何か別のものにハマっていた…なんだったかな、たぶん忍たま乱太郎とヘタリア。あとゲーム実況。
あとは、当時乙女ゲーを貸してくれたテニプリ派閥の友達が財前光に狂っていたのを遠巻きに眺めていたこともあった。なので財前くんの存在は知っていた。
その友達とは今は疎遠になってしまい結構悲しい。元気にやっているだろうか…。

そんなかんじで、自分の中では「テニプリってなんかネタ的なコンテンツ」だという認識になっていた。
一時期アイドルにハマっていて、Winkが大好きだったので、「手塚」「真田」「淋しい熱帯魚」という文字の並びを見たときは3度見くらいしたし、恐ろしくて聴けなかった。聴いときゃよかったのに!

そして時は令和四年。
そんなわたしをテニプリの沼に叩き落としたのは、某元石油王系YouTuberのパワプロ配信。
栄冠ナインという、甲子園を目指して何代も育成を重ねるモード。そのモードを彼は、テニプリに沿ったキャラクリをして遊んでいた。
元々彼の配信が好きで、さらにわたしはパワプロも好き(野球のルールは何もわからないが、見るのが楽しい)(おお振りで見たのでスクイズだけ知ってる)なので、彼のパワプロ配信があるたびに見ていた。
最初は知らないキャラばかりだったが、だんだん「あっこいつは知ってるぞ!立海のやつ!!」「不動峰だ!」と、知ってるキャラが増えてきた。
そして、わたしは出会ってしまった。

「白石蔵ノ介」に…。

わたしのテニプリの知識は氷帝止まり、少しだけ立海を知っている(幸村くんが病気で入院しているとか、柳蓮二と乾が幼馴染だとか)くらいだった。

すぐに調べた。「白石蔵ノ介 pixiv百科」。
あ!包帯の人!エクスタシーの人!知ってるぞ!!!!ほそやんかよ!!!!カブトムシ好きなの!?真面目じゃん!!!!え!!!!公認イケメン!!!!????!!!!

落ちた。いや、むしろ飛び込んだ。
ある程度月日の経過しているジャンルのいいところは、pixivと夢小説サーチが充実していること。作品のおすすめを渡り歩き、さまざまなカップリングを知り、おすすめを渡り歩き、また違うキャラを開拓し、またおすすめを渡り歩き…ある日はホームページサービス終了に涙し…それでもめげずに渡り歩いた。

2週間が経過していた。
テニラビのソシャゲをリセマラし、白石をゲットした。もう一枚の確定チケは幸村くんをもらった。渡り歩いている間に、脇から立海大付属赤也を可愛がるあったかテニス部に轢かれたのだ。

結論:いや〜!!!!!!!!テニプリはまってよかったな〜!!!!!!!!!!!!!!!!

ちなみに今は、白石を追っていたら、足元に寝転がっていた千歳千里に躓いてそのまま真っ逆さまに突き刺さって戻れなくなっているところ。
たすけて。オレ デカイフワフワアタマオトコ スキ

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