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少子化が止まらないのは、現役のパパママが「満身創痍」だから

こんにちは。
NPO法人ママライフバランス代表理事の上条厚子です。
子育て支援の現場の最前線でこれまでのべ1万人以上のお悩み解決に関わってきています。

「満身創痍」

こんな四字熟語を使うのはお相撲さんくらいしかいない。
そう思っていましたが、令和の今、コロナ禍。という子育て環境異常事態の中で子育てしている親たちはまさに「満身創痍」です。

満身創痍(まんしんそうい)とは、「全身傷だらけの状態」あるいは「精神的にひどく痛めつけられた状態」のこと、要するに、心身ボロボロの状態を指す意味で用いられる表現である。(引用元:weeblio辞書)

女性活躍・男性育休推進・ママでも何も諦めなくていい!
そんな令和の時代の追い風を受けながら生き生き輝くママは大丈夫。ただ、そんなママばかりではないことを声を大にして伝えていきます。

親のがっこうに届いているリアルな声(0歳児の母親の孤独)

結婚→妊活→妊娠出産→育児と経てきて、(主に妊活のため)仕事も辞め、人間関係もほぼシャットダウンしてしまいました。
無事子供を授かり生まれたものの、育児以外の世界に復帰できないでいます。
子供のために仕事を辞めたときにアイデンティティーを失い、妊活がつらすぎてコミュニティも失ってしまいました。
確かに、子供を授かるという大変な目標のためには、全てを捨てないとやってこられなかったのですが、育児なら何かと両立できるんじゃないかな?と思っています。妊娠してようやく時計の針が動き出したものの、何をすればいいのか分からずです。

親のがっこうに届いているリアルな声(プレママの孤独)

夫に産後の実態を理解してもらいたく、産婦人科の産前講座を一緒に受けてもらったところ…
「自分がどんなに頑張っても、ガルガル期で怒られるの辛い」「誉められないの悲しい 子ども生まれるの怖くなってきた」「 上司の時代と違うから理解ないまま板挟みになって、男性の産後うつも増えているらしいし… 」と言われてしまいました。

それが問題になってるから、政府からの支援が増えてることや家事を楽にすることも必要だよね。と 私も気持ちを言葉で伝えるようにするね。 という話はしましたが、自分のことしか見えてない夫に不安が募ります。

少し褒め言葉や認める言葉を入れたり、事前に少しずつ話すことで心構えができるタイプの夫ですが、産後に自分が余裕のない中でそんな気遣い出来る気がしないと思っています。 これから、もっと私から言わなきゃいけないことが増えていく中でどうすればいいかな… と既に実家に行きたい、でも夫が産前を知らないのも困る…と思い… 解決策が見つからずにいます。

解決策は孤立防止とジェンダーバイアスの撲滅と教育

母親の心理的孤立・物理的な孤立と本人及び社会全体の子育てを取り巻くジャンダーバイアスを無くしていかなくちゃいけない。そして、解決策や困った時の頼り先を「知識」という武器で渡していくこと。
弊社は、親のがっこう#ママバラを通してこの3点にアプローチしています。

目指すのは「子育て」も「自分の人生」も心の底から楽しむ父親と母親で溢れる社会。

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親のがっこう夫婦受講クラス詳細はこちらからhttps://ryoushinn-gakkyuu.peatix.com/

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