藍生かし直し③から新プロジェクトへ
2021年から、2022年にかけて行われた『藍生かし直しプロジェクト』
京都芸術大学の染色作家・梅崎由紀子先生と学生さんが作られたデザインと、藍を建てるところから始めて染められた糸を材料として、西陣織で布地を製織させていただきました!
展示の様子を投稿するのがすっかり遅れて(なんと、2年越しですが!)おりましたので、当時の様子を記録がてら残しておきます。
こちらの紋図が、版画で言うところの版であり、
私たちが「紋」と呼んでいるもの、この図の色が別れているごとに色糸とテクスチャを決めます。
この左の鬼のような人物は、実は、比叡山の元三大師がモデルということですw
真ん中のお花のようなモチーフは藍を建てる時に、ぷくぷくと泡を作り、発酵していく様子が表現されています。
コラボで作らせていただきました、こちらの布地は最終的に、プロダクトに形を変えました!
そして、このようなリーフレットも作成されました。
藍と西陣織、京都芸術大学の学生さんとのコラボレーションで生まれた作品展。
そして、2024年に京都芸術大学開催される藍の学校に私たちも参加させていただくことになりました。
私はsutudy room 3 で緯糸になる”引き箔”を藍と漆と諸々を使って一緒に製作させていただきます!
そして作られた引き箔を緯糸に配色した布地を製織させていただく予定です。
こちらで作られた布地をプロダクトに製作するところまでが講義となるそう。
藍や漆や織物に興味がある方は必見です。
スタエフでも少しおしゃべりしていますので、ご興味あればどうぞ。
展示会で製織した作品は、紋を作って織り上げたのですが、
今回は45センチ✖️60センチの紙の上にコラージュ的な(絵画的な?)ものを作り、緯糸して折り込む予定なので、また違った雰囲気の布地が出来上がりそうです。