明月の工房改築日誌⑧
前回からの続きです。
先週や今週は諸々と慌ただしく過ごしていたものですから、記事を書くのが少し遅くなりました。
とはいえ、年度末ということもあり、クロス(壁紙)工事業者さんや電気工事屋さんも大忙しのようなのであまり工事自体も進展は少なかったということもありました。
前回は内装工事が途中になっていたところあたりまでご報告していた記憶があります。
2022年3月17日
この日、朝一に次郎さんからLINEがあって、”ウォシュレット”がつきますとのこと。
にわかに、何がどうなったのかはよくわからないのですが、あんなに、「ないない」と言われていたウォシュレットがここになって流通し始めたということです。
「ウォシュレットを頼んだとしても、何ヶ月待ちになるかわからない」と言われていたので、当面の間はウォームレットで過ごそうかという話をしていたのですが、なぜか水道工事をする段になって、ウォシュレットが入荷したということですw。
すごいタイミングですね。何なんだろう?
天の采配?いずれにしても有難い限りです。
この日は水道工事に入っていただいたので、キッチンもついていました。
キッチンもついたので、あとは露天風呂をこしらえたらゲストハウスにできそう!
みたいなノリですが、この上にあるロフトにお布団敷いたら完全に生活できちゃうなぁ。
老後にもう一度改築して住みたいくらいです爆。
これら、2枚の写真の板はこの時点では何になるのかよくわかっていなかったのですが、出来上がってびっくりなものとなりました。
2022年3月20日
玄関に入ったら、スペースにピッタリとはまったこんな素敵な靴箱が設置されていました。
天板はまだついていなかったのですが、大工さんが「いい雰囲気の材があったからそれをはめてみますね」とのことでした。
先日は棚板のパーツだけだったのに、着色されて棚板が組み上がっていますね。
2022年3月21日
この家に越してきた2011年からずっと眠っていたままの杉板を出してきました。
キッチンのカウンターテーブルにしたいと思っていたのですが、工事なかばで中断してしまったのでそのままの状態でずっと置いてありました。
キッチンの周辺に貼ろうと思っていた銅板も数枚そのまま残っていたのですが、それは次郎組の皆さんにまた別の現場に使ってもらうようお預けしました。
そしてこちらの杉板は、”作業テーブルの天板”となるお役目がようやくできたのでした。
祝日で自宅にいたので、お昼休みの合間にチラリと覗いてみたら、もう片方の作り付け棚も組み上がっていました♪
棚もたくさんあるしデスクスペースもちゃんとあって有難い!!
2022年3月22日
そして次の日、なんと二つの棚の隙間にもばっちりピッタリとはまった棚が組み上がっているではありませんか!!!
織物の資料や材料の整理などに棚をたくさん作って欲しいとはお伝えしていたのですが、こんなにクールな形で作り付けていただけるなんて思ってもいなかったので本当にびっくり&とっても嬉しいです。
次郎さん達のお仕事は、毎回こちらの想像を上回るところまで手を加えてくださるので、何度嬉し涙を流したことかわかりません。
この棚を見た時も、嬉しくてたまりませんでした。(もちろん今回も泣きましたw)
たくさんの資料や材料も収納できそうですし、私と姉との二人分のデスクもちゃんとありますので事務作業はこちらでバッチリこなせそうです。
仕事へのやる気も湧いてきますねー!
2022年3月30日
さらに一週間ほど時間が空きましたが、ようやくクロス屋さんがお忙しい合間を縫って壁紙を貼りにきてくださいました。
やはり利休(鶯色)の壁は少し暗かったのですが、白い壁になると室内全体がスッキリとした印象になるようです。
やっぱり展示スペースにはこちらの方がよさそうですね。
室内工事は残すところ、照明器具やスイッチなどの電気工事一式と、吹き抜け下に展示用の棚を作っていただく工事くらいとなりました。
展示スペース用の棚はクロス工事が終わってからの段取りになっています。
次郎さん達が大阪や他の現場がお忙しいということもあって、まだ先のことになりそうですが、少しづつ竣工が近づいてきていますね。
いよいよ、このアトリエを使ってできることが色々と拡張していきそうな予感がしています。