『星読みで才能を見つける本』の効能
「風の時代」という言葉が一世を風靡したのは、2020年の年末のこと。
占星術を知っていても知らなくても、どこかで耳にしたことがある人も多いのではないだろうか。
私自身がその言葉を耳にしたのは、2019年の末頃だった。
友人が星読を始めたというのでみてもらった時に、そんなに親しくない友人なのに、「どうしてそこまでわかるの?」と正直びっくりしたのが星との衝撃的な出会い。
その時に受けた衝撃から占星術について興味が俄然湧いてきて、星について調べてはみたものの、その奥行きの深さに慄き、「知りたいけれどどこから手をつけたら良いかわからない」状態だったのが正直なところ。
そんな時に、この『星読みで才能を見つける本』の著者、yujiさんのブログに出会ったことから星の沼にズブズブと足を踏み入れることになったのを今でも鮮明に覚えている。
うっかりと日常に埋没してしまい、日々の”タスク”をこなし、私自身が周りから求められていると思い込んでいる役割を演じることに必死になって疲弊してしまっていたその頃。
ちょうど、2020年の春からは感染症の影響で外出禁止のおふれが出たりなどで、家から出られなくなり、先への見通しが立たない中、
yujiさんを通して語られる星からのメッセージが、時に天啓のようにひらめきを与えてくれたり、時に目覚まし時計のアラームのように”本来の自分”を目覚めさせるように働きかけてくれたので、
自分の可能性についてもう一度考え直す絶好の機会となった。
「本当のあなたの色はどんな色?」
「本心で望んでいることは何?」
「自分に許せていないことの中にある、やりたいことは何?」
それらのヒントは、自分の生まれた時に握りしめていたネイタルチャート(出生図)の中に全て記されているのだということを知って、
星からのメッセージ(yujiさんのブログ)が更新されるたびに、自分の中にある”可能性”や本来的な自分と出会い直し私自身もまた新しく更新されていく日々。
星からのお告げを受け入れることがにわかにできないこともあったけれど、
少しづつ自分の可能性を受け入れて行動に移していくことで、世界がどんどん彩づいて、日々生きていることすら素晴らしく感じられるようになっていった。
星を通して自分自身と向き合うことで、窮屈で小さな中に閉じ込められて、「こうあるべき」と思い込んでいた自分の姿なんて、本来の私からみたら、ただの断片でだだの”カケラ”だったんだな、などと思うようになってきた2024年の11月20日、この本は発売された。
冥王星が山羊座から水瓶座へと移行し、冥王星水瓶座時代…本格的な風の時代へとこの世界がシフトチェンジをしたその日。
パラパラと目次をめくったら、
4年かけて追い続けた星の叡智が、この本の中に濃密に凝縮されて書かれている!!という喜びを得た。
しかも、「あなたの持てる”才能”はこちらですよ」と、これまでの自分では思いもよらなかったところへも、しっかりとアンダーラインを引いて提示してくれている!!
夢中になり読み進めながらも、私の才能として提示されているキーワードで、気に留まったものを一枚の紙に書き出してみていたら、気づいたことがあった。
そういえば、あの幼き頃に好きだったことはこんなこと、あの時代にやってみたかったことはこんなこと、夢は何と聞かれた時に答えた職業はこれだった…
などなど、これまでの自分がぼんやりと思い描いていた、なりたかった姿ややってみたかったことなどが浮かび上がってきて、
「ああ、あの時の私の望みはこれだったんだ」と腑に落ちてきた。
一番奥に仕舞い込んでいた望みに、星が光をあててくれたような、扉を開けることを許してくれたような気がして、嬉しくて涙がこぼれてきた。
「なりたい自分になっていいんだよ」って太鼓判をもらった感じ。
この本の効能は、計り知れないけれど、
星にアンダーラインされた自分の才能を受け入れるだけで、きっと癒しが起こるし、自分の本来的にやりたかったことが見えてくる。
なりたかった自分が見えてくる。
これは、占いの本ではない。
私が私らしく生きるため、あなたがあなたらしい喜びを得るために。
この世界で輝かせる"才能"を発掘するための、宝の地図なのだ。
yujiさんのブログはこちらから。星の沼へようこそ。
私が個人的に何度も読み返したくてストックしているマガジンはこちら。