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ジュエルフラワー
雑誌などでふとめにすることがあるヨーロッパなどのアンティークの金工やアールヌーヴォーのラインを持つ宝石たち。
湾曲した有機的なラインなんかは、モチーフとされている植物だけでなく、あふれでてくる生命そのもののやわらかさや動きなどもそのなかに見て取れるきがします。
宝石そのものの美しさが、宝石を包むラインによって色気をもたされ、生命の躍動がにじみでているような金工作品たちに対する憧れはつきることがありません。
そんな、宝石や貝柄などがはめ込まれたような雰囲気のものを織物でつくりたいと長年おもっていました。
赤い実の部分には、サンゴ。
白い葉の部分には貝。
葉脈のまんなかにはラピスラズリ。
下の葉の一部にはサファイア。
それぞれの宝石が、銀細工にはめこまれているようなイメージです。
実物の織物は、キラキラと光を反射させて輝きをみせてくれるのですが…。
写真ではなかなかその本当の奥行きをみていただけないのが残念です。
こちらは、額装用に作りました。
光を受けてキラキラとした上品な表情をみせてくれるものに仕上がりました。
2月に予定している東京でのデパート出展にむけて鋭意創作中です。
お問い合わせは以下メールまでご連絡ください。
orimonokoubou@kyotomeigetsu.com
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