北極星を加えた北斗七星の帯
以前より制作していたもののなかに北斗七星の帯があります。
ドットの中に北斗七星が隠れていて、見る角度をかえることで、その星たちが姿を現す仕掛けをしています。
上の写真の中にある北斗七星を探してくださいね。この写真は、帯のお太鼓部分です。
私が締めているこちらの帯は、お太鼓と同様腹部分にも北斗七星の一部が見え隠れするようになっているのですが、以前よりずっと改良を加えたくて、今回ようやくそれがかないました。
こちらの帯の太鼓部分は北斗七星ですが、タレの部分にカシオペア座の一部を加えました。
そして、腹の部分に、北極星-こぐま座とを加えました。
上は、こぐま座。そして、右上のオレンジ色の〇が北極星。
下はカシオペア座です。
これらの、北極星を中心とする天体たちは、北の方角を指し示す目印となるものでもあります。
古い昔から、旅人や航海をする人達にとって、方角を知ることはとても重要な事でした。
あらゆる天体は、夜空をめぐります。
けれどその中の一つだけ、どこにも移動せずにそこにあり続ける星というものがあります。それが、北極星。
人々は北極星を目印にすることで、向かうべき方向を知るのです。
北極星は北を知るための目印であり、不動の星であることで人々はその存在を神格化しました。
私自身も、北極星という存在にたいして、特別な思いを抱いています。
妙見信仰(北極星や北極星を神格化したもの)と習合して、古事記にも出てくる宇宙の創造主で宇宙の中心に存在するアメノミナカヌシ神。
この宇宙の創造主が不動の北極星に象徴されているので、私たちに流れこむ力を得ることができて、最強の守りとなるように感じています。
キラキラと見え隠れする星たちに、この帯を締める方が「進むべき道を歩めるように」と願いを込めて制作しました。
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