整理収納アドバイザー準1級を受けてきた
1ヶ月前くらいになるのですが、準1級を受けてきました。
2日間連続で受講しなくてはならず、
10時から17時半まで!
おうっ。
こんなに長時間机に向かって授業を受けるなんてないですよね。
すごく楽しみ。
(会議室のような固いイスだったら私のお尻は長時間大丈夫かな・・・)
でも整理収納でこんなに長い時間、何を学ぶのだろう。
それはですねー、
ようやくわかりましたわ。
この内容は2級だけで終わっていたらわからなかったわ。
「整理収納アドバイザーとは、収納技術を教える人ではない!」
(いや、それも教えますね)
そう、まず名前からして収納のやり方を教えてくれて、
片づけてくれる人。
というイメージでしたが、ノンノン。
そもそも活躍の場も家の片付けだけでなく、
・企業・店舗:オフィス内の環境改善
・住宅・設備関連:商品開発や住宅設計・施工分野におけるスキルの活用
・教育関連:教育分野での整理収納スキルの移譲
・高齢者・福祉:生前整理・福祉施設の環境改善提案
など幅広いのです。
家事の延長みたいなイメージとはかけ離れていますね。
だからこんなに勉強するのですね。
そして、だから依頼すると高い。
高いに理由があるということでした。
私がこの資格を取ろうと思ったのも、実家の片付けをしてくれる業者を探していて、整理収納アドバイザーに頼もうとしたら、
金額が高くて依頼できず、自分で実家の片付けをしていまして。
そのうちに片付けが楽しくなって、
ならば「私が整理収納アドバイザーになろう!」という経緯があります。
整理収納アドバイザーに求められる力には、さまざまな考え方とスキルがありますが、そのひとつに心理支援力がありますの。
本来は心理学の領域の内容ですが、
「片づけられない」「片付けに苦手意識がある」
などの思考を持つクライアントに向き合って、
問題を解決していくのに必要なものです。
片付けられなくて困っている人はその問題がどうして起こっているのか、
本人は気づいていないことが多く、
その人の人間関係などの背景的要因まで視野に入れて支援していくことが
大切なのです。
もちろん、収納スキルも必要ですが。
なるほど。
今は1級の試験に向けての勉強をしているのですが、
2級・準1級の内容を何度も繰り返しているうちに、
理解が深まるのです。
あたりまえか。
そして深まるに比例して「素敵な職業だなー」と思うのです。
片付けって人を幸せにすることです。
1級試験は1次と2次があって、1次は筆記テスト(マークシート)。
それが受かったら2次に進めて、
2次は面談とファシリテイト体験報告書の提出です。
体験報告書は実作業編を選んだので、
自分以外で整理収納に困っているクライアント宅の
実践体験をレポートにします。
A4用紙10枚+表紙1枚
合計11枚!!
わお!
ところで整理収納のテキストを読んでいると、
片付けしたくなる罠にはまってしまい
モーレツにお片付けしてます