古本即売会の仕事 値札など
古本の即売会の仕事を次回の為に残しておきます。
値札作成
入力
即売会ではレジで値札をはがして会計管理。
そのために「屋号」「価格」がわかり、簡単にはがせて、その後、まとめておける値札を商品に貼っておく必要があります。
即売会の準備の大半がこの値札はりと言ってもいいかもしれません。
古本の商売をはじめた頃ははりきって印刷屋に頼んでミシン目が入ったラベルを頼んだこともありますが、そこまで今は経費をかけるつもりはありません。
ワードにA4サイズで3×8のラベルを作り、そこに必要項目を打ち込み印刷。
切り離して値札を作成。
しかし、それではデータが残らないこと。
てことでエクセルで商品名、価格の一覧表を作り、ワードで差し込み印刷をすることで、値札もできるし、エクセルにデータが残るということで落ち着きました。
エクセルはこんな感じで作りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1729069391-uS0OhroKfqzRYJy2H3vi9acF.png)
A連番 B入力した月 C入力した日 Dタイトル1 Eタイトル2 F価格
![](https://assets.st-note.com/img/1729070346-rkeVvj8J1x3KaoL7dHzPsmb9.png?width=1200)
ワードではこんな一覧ができます。
エクセルデータをワードで差し込み印刷をする方法はこちらなどを参考にしました。
意外と面倒だったのは、価格のカンマ。
検索して出てきた説明通りにやってもできなかったりしたのですが、いくつか試したら出来るようになりました。
そして、今、そのやり方は思い出せない。
連番を採用したのは、売れたあとにエクセルに打ち込むため。
作成日はいつにした作業か、いつ入荷した商品なのか知りたいと思ったからです。
タイトルがふたつにわけているのは、エクセルのように左はコピー、右は一点ずつ書き込むことができるからですね。
後から気がついたのは、3×8のラベルでは小さすぎて、情報、説明が全然入れられないってこと。
状態不良があるものなどはしっかりとラベルに書いておきたかった。
3×7、3×6の方が良かったですね。
また項目として、印刷までした方がいいかわかりませんが、カテゴリーを作っておけばよかったと思いました。
CD、単行本、雑誌、紙ものなどなど。
そうすることによって、終わってからの集計がより出しやすかったはずです。
印刷
印刷はA4用紙1枚に24ラベルできますので、24の倍数ずつ商品をつくり、印刷がいいのでしょうが、そんなうまくはいきませんね。
途中からはできただけで印刷していました。
用紙は最初は白のコピー用紙を使用。
たまたまピンク色の紙が自宅に沢山あることがわかり、すぐにピンク色に印刷するようにしました。
色がついていた方が値札の存在がわかりやすいでしょうし、会計後の集計の時もエーブックとわかりやすいはずです。
ラベルの色もピンクだけでなく、売れ残ったらウチで使いたいものは違う色にしておくなどの案もありましたが、結局、忘れててピンクのままでした。
裁断
カッター、ハサミを使って、値札を裁断していきます。
これが正直、いちばんおもしろくなく、めんどうな作業です。
そしてラベルが小さくて、必要な文字まで切ってしまうなんてこともおこりました。
そういう意味でも、余白を大きめに残しておくのが良いってことですから、3×6ぐらいが良いのかもしれません。
貼り付け
本に直接貼り付けるのは「3Mのはってはがせるふせんのり」か、「コクヨ テープのり のり ドットライナー 本体 弱粘着 貼ってはがせる」を使用。
![](https://assets.st-note.com/img/1729071887-nP5uQXWx0YhiLdCAEeF4ovlb.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1729071970-3MzkleD2CcHgjXPsxTOWS9UV.jpg?width=1200)
使いやすいのはテープのり。
はがしやく、あとが残りにくいのはスティックのりでした。
スティックのりはポストイットの3Mの商品だからでしょうか。
途中でどちらもなくなり、百均買いに行ったら売ってなくて、もしかして普通の糊でもいいんじゃないかと買って値札をつけてみました。
最初はすぐにはずれるからこれで十分と思ったのですが、しばらくして取ろうとすると全然とれない。
とると確実に本の紙がはげるか破れるか、値札が破れます。
糊って凄いんだねと大反省です。
直接、商品に糊で値札を貼り付けられないものはマスキングテープを利用しましたが、レジでは苦戦している様子もありました。
そういう意味でも値札はもう少し大きいサイズで、多少端は破れてもよい余地を残しておくのが正解そうです。
値札の貼り付けは少し本からはみ出すのを意識しました。
その方がお客様もレジの方も値札を探しやすいでしょうから。
商品構成
即売会というのはその販売所に商品を移動させる必要があります。
そして売れ残った商品は撤去しなければいけません。
また会場の経費はサイズで決まることがほとんどでしょう。
今回の即売会もそうでした。
今回はまったく考えませんでしたが、スペース効率を考えて、商品構成を考えるべきですね。
1000円の大形本でも絵葉書1枚1000円でも同じ1000円。
大形本100冊置けるスペースは、絵葉書ならば5000枚ぐらいおけるかもしれません。
だだ大きな本はネットでも売るのが面倒なので、即売会で売りたいというのもあります。