サホロリゾート ベア・マウンテン
私は旅行が大好きです。遠くへ行けない時でもとにかく息を吸うように外出をする。そんな人間です。
そんな人間ですから、新型コロナによって遠出が出来ないことは呼吸ができないかのような苦しさを感じたりします。こんな生活が少なくても1年以上続くのかな?とか思うと苦しくて仕方ありません。
ですが、こんな時だからこそ、過去の旅を振り返ってみても良いんじゃないか?そんな風に感じました。今日から少しづつ過去の旅を振り返ってみようと思います。
北海道といえば美味しい料理。豊かな大自然。
動物が好きな私として外せないのはヒグマですよ!ヒグマ!
北海道のヒグマは正式にはエゾヒグマと言って、世界でも北海道にだけ生息する動物です。日本に生息する陸上動物の中で最大の大きさを誇っています。
この時の旅では森の中にちょいちょい入る予定があったので、最悪野生のヒグマに遭遇しないとも限らない。もし遭遇したら命の危険に晒されている状況なので楽しめないだろう...。
じゃ、その前にまずは飼育されているヒグマさんに会おうと思い向かったのが今回の施設、サホロリゾート ベア・マウンテン。ここはヒグマを野生に近い状態で、しかも様々な角度から見ることができるという施設なのです。
園内はかなり広い森となっています。その中を空中回廊のような形で遊歩道が整備されていて自由に歩いてヒグマを探します。また別料金ですが専用のバスに乗車することで、熊を地上の目線からも見ることができる。そんな施設です。
遊歩道の入口がなかなか面白くて気に入りました。
こんな風にイラストでわかりやすく知識を頭に入れていけます。う〜ん、1歳のヒグマにも勝てる気がしないなぁ・・・。
こんなに足が早いのか。逃げるのはまず無理だな。
ちなみに陸上の世界記録保持者であるウサイン・ボルトの最速が時速45キロ。
ボルトが負けるんだから、私は一瞬で追いつかれるわ。
ヒグマには会ったらダメだな。
楽しい壁画の先に待つのが遊歩道。
高さ5メートルの位置にあり、全長で350メートル。往復で700メートル。途中にベアポイントという施設もあるのでトータルで1000メートルくらいの運動になるんじゃないかと思います。
地上から見る遊歩道。
ヒグマは草むらの中にいたりするので目を凝らしましょう。どうしても発見できない方はバスが来たらバスの止まっているポイントにはヒグマがいるので、それを頼りにするのも手ですが、自分の目で頑張って見つけた時はとても感動します。
あっ!ヒグマ発見!
何をしているんだろうか・・・。
背中をゴリゴリと木に擦り付けているようです。
背中...痒かったのかな。なんか気持ち良さげな表情です。
他にもこんな生き物もいました。
キタキツネです。飼育されているのか、何処かから入り込んできたのかは不明です。ヒグマ以外の生き物が観れるとはラッキー。
森の中にポツンと建物があります。これがベアポイント。
この施設からは大迫力のヒグマを観察することができちゃいます。
うぉー!めちゃ近い!
この距離感で見れる施設はなかなか無いですよ。これはすごい。
これスマホで撮ったもの。スマホでもこれだけ大きく撮影できちゃう。ヒグマの大きさや毛並み、あらゆるものを間近で観察できます。
ちなみにバスはバスでとても近い距離でヒグマを見ることができます。
折角ここまで来たのだから、遊歩道だけでなくバスもセットにするとより楽しいと思います。私は両方体験しました。
冒頭の草むらの中からこちらを覗くヒグマはバスの中から撮影したもの。
私は知識って色々な文献で知ることもできますが、自分の目で見て、大きさを実感する・・・実体験に勝るものは無いと考えているタイプです。
世界中にある動物園では多種多様な生き物を知ることができますが、ここサホロリゾート ベア・マウンテンでは、ヒグマそのものを安全な形で体感し、理解することができました。
現在は新型コロナウイルスの影響で休業中。冬季期間は営業していない施設なので、5月から営業を再開したばかり。とても苦しい状況だと思います。
この体験はここだけのもの。とても素晴らしい施設でした。
コロナが落ち着くまで頑張って耐えて欲しい。乗り切ったらみんなで行って欲しい。そんな施設です。
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