結婚したらやりたいこと【パピーウォーカー】
みなさんおはようございます、ユシアです。
今日は僕が、いつかやってみたいな
と思っていることについて書いていこうと思います。
それはパピーウォーカー。
パピーとは「仔犬」のことで
パピーウォーカーとは、将来介助犬(主に盲導犬の様です。)になる仔犬を預かり
育てるボランティアさんのことです。
僕が初めて「盲導犬」を知ったのは
『ベルナのしっぽ』という小説を読んだ時でした。
郡司ななえさんと、そのパートナーである盲導犬ベルナの物語を書いた小説です。
この小説を買ってきたのは父で
夜寝る前に、父に読み聞かせてもらったことを覚えています。
そしてその後、パピーウォーカーのお仕事を
もう少し詳しく知るきっかけとなったのが
『盲導犬クイールの一生』でした。
僕が小学生の時に発売された本で、少し古いのですが
映画にもなったので、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。
この本はタイトル通り、盲導犬となったクイール(ジョナサン)が
産まれてから、盲導犬として仕事をし
一生を終えるまでのお話が書かれています。
この時からなんとなく
「パピーウォーカーになってみたいな」
という想いはありました。
そしてたまに「将来、パピーウォーカーになってみたい」
ということを口にすることもありました。
しかしそこで僕は、衝撃的な事実を知ります。
「パピーウォーカーって、1人暮らしの人はなれないんじゃない?」
そう言われてみれば、それまで「パピーウォーカーになるための条件」について
考えたことはありませんでした。
そう言われたのは確か高校生の頃、母にそう言われたと記憶しています。
「一人住まいである人」はパピーウォーカーになれない
という母の言葉は正しく、これによって
僕が「パピーウォーカーになる」という夢は
かなりハードルが上がったと思いました。
何故なら当時の僕は、結婚願望がなかったからです。
(ちなみに今も、そこまで強くありません。
「パピーウォーカーになれるなら、結婚しても良いかも。」
そう思っているくらいです。)
そして最近、ふとしたきっかけで
「盲導犬の訓練士になりたい」という子の話を聞き
久しぶりに「そういえば僕は、パピーウォーカーになりたい
と思っていたことがあったな」
と思い出して、調べてみました。
「盲導犬のパピーウォーカーになれる家庭の条件」です。
どうやらどこの協会の子を預かるかによって若干違うようですが
大体同じでした。
条件はいくつかあったのですが
その中で「難しいな」と思ったのが
以下の2つです。
・1人住まいではないこと
・長時間家を空けないこと
(1回3時間未満、週に3回以下程度まで)
つまり、夫婦で暮らしていて
2人とも会社勤めの場合は
この条件を満たせないということです。
僕が『盲導犬クイールの一生』を読んだ頃は
まだまだ女性は専業主婦である人も多かったと感じているので
この本が書かれた当時はもっとだと思うのですが
今現在ですと、この条件を満たせる人は
減ってきているのでは?と思います。
実際どうなのでしょうか。
とはいえ元々、パピーウォーカーは比較的成り手の多いボランティアだと思うので
まだその数には困っていないのかな、という気持ちもあります。
それと、これは調べてみるまで知らなかったのですが
・先住犬がいないこと
という条件が必要な協会もあるようです。
というかむしろ、その条件を求められる方が多いかもしれません。
僕は関東に住んでいるので
関東の協会の条件も調べたのですが、こちらは
・先住犬が3頭以上いないこと
となっていました。
パピーウォーカーになりたがるご家族は
犬や動物が好きな方だと思うので
「先住犬がいない」となると、条件を満たせる家庭は
かなり少なくなるのではないかと思います。
それ故、少し条件が甘くなっているのかと考えています。
どちらにせよ今の僕には、パピーウォーカーにはなれないのですが…
(実家にも3頭犬がいるし。)
パピーウォーカーに対する憧れは確かにあるのですが
リタイア犬を引き取る、というのも良いなぁ
と考えています。
リタイア犬というのは、高齢になって
お仕事をリタイアしたわんちゃんのことです。
パピーウォーカーは、パピーを預かり
その子が1歳になったら協会に引き渡しますが
リタイア犬はその逆で、老犬を引き取り
最期を看取るまで一緒に過ごします。
以前ニュースで見たことがあるのですが
やはりリタイア犬を引き取ってくれるボランティアの方が
圧倒的に足りていないようです。
「老犬」と言っても、引き取った10歳の時から亡くなるまでの時間は
パピーウォーカーがパピーを預かる時間よりも長くなりますし
盲導犬は大抵が大型犬なので
動けなくなってからのお世話は、かなり大変だと思います。
かなりきちんとしつけをされているので
いたずらは少なく、その点はパピーに比べると
お世話をしやすいようですが。
リタイア犬と最後の時間を一緒に過ごす。
これもやってみたいことの1つではありますが
僕は大型犬は飼ったことがないので
(一番大きい子で最大12kg)
大型犬の老後のお世話が出来るのかどうか
かなり難しいところだな、と思っています。
恐らく動けなくなったときに
抱っこをしてあげられないのが辛いですね。
と、全て「とらぬ狸の皮算用」
もし結婚できて、お相手の方が賛成してくれれば、の話でした。