戦いの経験がある人は強くなると思った

みなさんおはようございます、ユシアです。

何を思ったのか昨日、Youtubeでこのチャンネルの動画をずっと見てしまいました。

恐らく僕のnoteを読んでくださっている方で、これが何のチャンネルかご存知の方はほとんどいないかと思うのですが
「ローザンヌ国際バレエコンクール」のYoutubeチャンネルです。
数年前に菅井円加さんという方が見事1位に選ばれ、ニュースにもなっていたと思うので
名前くらいは聞いたことがある方もいるかもしれません。

このチャンネル、というかコンクールは名前の通りバレエダンサーのためのコンクールで
バレエの世界では知らない人はいないと思います。
プロの経験がなく、プロを目指しているバレエダンサーにとって
大きな目標となるコンクールです。

ローザンヌは飽くまでも「プロを目指すダンサー」のためのコンクールであり
すでにプロとしての実績がある人は参加することはできず、また参加できるのは15歳から18歳までと決まっています。
つまり高校生(若ければ中学生)が参加するコンクールということですね。

国際コンクールなのでその名の通り、世界中から参加者が集まってきます。
(多少偏りはありますが。)
開催場所も名前の通りローザンヌ(スイス)です。
そのため周りの参加者や審査員の方には、もちろん日本語は通じません。
(恐らく英語で会話をすると思います。)

こんな環境でレッスンを受け、入賞を競って踊るのです。
僕たちが普通に生活をしていたら、まず経験しないことだと思います。
コンクールには家族と一緒に来る人が多いようですが、それでも審査員や指導をしてくれる人とは
一対一でコミュニケーションを取らなければなりません。
英語で説明されることを正しく理解しなければならないんです。

10代後半でそんな状況で戦える人が、果たしてどれくらいいるでしょうか。
いや、年齢に関わらず、そんな環境で戦える人はどれくらいいるでしょうか。

恐らくローザンヌに参加するようなダンサーたちは、それまでにもたくさんのコンクールを受けてきているはずです。
それでも国内コンクールと国際コンクールのプレッシャーは、全く重みが違うと思います。

もちろん勝ち負けでなく、あの場で踊ることができる喜びを感じている人も多いかと思います。
審査員や振付師の方に見てもらえることを幸せに感じている人も多いはずです。
才能があるだけでなく、バレエが好きだという気持ちがなければ
きっとあの場に行かれる実力がつくほどの厳しいレッスンには耐えられないでしょうから。

それでも、予選などの様子を見ていて
「こういう世界で生きている人は、精神的に強くなるよな」
と思いました。
大多数の人が経験しないような修羅場(というと聞こえが悪くて申し訳ないですが)を潜り抜けてきたような人は
やはり強くなるのだと思います。

年齢関係なく、世の中には1つのことに打ち込んだり、誰かと戦って強く生きている人がいるんですよね。
彼らは僕よりも10歳前後年下なのですが、彼らの踊る姿に僕は勇気を貰ったと感じています。

[今日の写真へ一言]
アラベスクをしている女性ももちろん美しいのですが
この場所の雰囲気もすごくいいですね。
衣装とも合っていて、センスの良さを感じます。

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Yushia
20代後半ゲーム好き。Youtubeにてゲーム実況を始めたばかり。好きな人と好きなことをして生きていくことが目標。