ことばに表すということ
2023.05.28 BUMP OF CHICKEN be thereツアーファイナルだった。
今回の公演は3公演行っていて、ちょうど声出し解禁になる前、声出していい、マスクなしでもいいの変化の時期で、全部が違ったライブになった。
まず、ライブだけではなく、私事情になるが、
この時期もやもやが多く、彼氏と喧嘩というか、うまく思ったことを伝えることができていなかった。
『言わなくてもわかるだろう』
そう思っていた。なんとなく察してくるかな。
だが、そんなことはなく、自分勝手に別れようかなとか、彼氏にあたってみたり、連絡せず考え込んだりしていた。
有明アリーナ、その時が1番ピークであり、ライブいくかどうかも迷ったくらいに、もやもやが溜まっていた。
彼氏に、ライブくるの?こないの?と言われ、来てもいいよと連絡がきていた。
直前まで迷っていたが、ライブに足を運んだ。
ライブ中、全然音楽は頭に入ってこないし、彼氏に対して、
『ごめん』
という言葉がぐるぐるしていた。
〜♪
聞かなきゃいけない話が 全く頭に入らないのは
愛されたくて 必死だから
申し訳ない事だけど どうする事も出来ません
あなたが聞けという横で 僕はこれを書いてる
〜♪
66号線の歌詞がスッと頭に入ってきた。
聞いてないのはわたしの方だ。わたしばっかり必死になって、でも、彼氏には何も伝えなくて、
『言わなきゃ』
ライブが終わり、言うまで時間がかかったが
ほんとはね、、、
『大したことないじゃん、言わなきゃわからんよ』抱きしめてくれた。
この時、この人じゃないと、この人といっしょにいたい、あったかい気持ちになれた。
ライブは生の音楽、一体感、気持ち、人とのつながり、人生、たくさんの価値を与えてくれる場所だと思っている。
好きなバンドはあるが、こんなに人生を動かされたことはなかった。
今回のツアーでは、
『声に出して、まっすぐ伝える』
ことがどんなに大切か、学ぶことができたと思う。
また、声出しすることができて、マスクなしでもライブを楽しむことができてとても嬉しい。
これからも、生きることを大切に、
そして、伝えることはちゃんと伝えていく。
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