連載 #夢で見た中二物語 59
王家が絶対の権力を持っていた王朝時代、王家の下につき世界のあらゆる地に赴き古代遺跡などを調査して宝物や古代の秘密を持ち帰るトレジャーハンター達がいた。
戦士であるリューという青年と魔法使いの少女ナナは遺跡調査に、魔法薬調合士の猫ハルとその助手で甥っ子のリックは城内でリューとナナが持ち帰ってきたものの調査を行なっていた。
彼らは四人一組となり、他の者達と先を競うように世界の謎を解明していた。
☆
・・・とある遺跡にて・・・
リュー「この遺跡の暗号は、また随分と変わっているな」
ナナ「今までの遺跡の暗号より、ずっと難しそうだね」
リュー「また新たな進展が歴史に起こるかもしれない、なんとか解読してみよう」
ナナ「ここで解読出来なくても、持ち帰ったらハル先生がどうにかしてくれるかもしれないよ」
リュー「それは少し悔しいから、ここで頑張るぞ」
ナナ《悔しいんだ;》
☆
・・・王家の城内にて・・・
ハル「リック、お前はまた魔法薬の種類を間違えてるよ」
リック「えぇ!?嘘ですよね!?」
ハル「私はそんな嘘はつかないよ、何の特にもならない
気をつけておくれ、以前もお前の間違えで私は大怪我しかけたのだからね」
リック「研究室が吹っ飛びましたからねぇ」
ハル「懐かしそうに思い出している場合ではないだろう;
未だに足の怪我が治っていないのだ、もうこの話はいいからちょっと王室まで連れて行っておくれ」
リック「え~、あのおっかない王様の所ですかぁ?」
ハル「用事があるのだ、早くしておくれ」
リック「はいはい、連れて行きますよ~」
こうして彼らは、今日も今日とて未知の世界の謎解明に勤しむのであった。
☆☆☆
今日は投稿する予定ではなかったのですが、ストーリー性のある夢を見たのでupします。
世界観としては地球の文明が一度滅んだ後、わずかに残った人間たちが再び興し始めた文明のはじめの頃みたいなイメージ。
この世界観には、剣と魔法がごく普通に扱われているようです。
各地に存在していたはずの文明を探ることで、同じ過ちを繰り返さない為の教訓が得られるのと同時に、世界破滅前の技術を多く知ることで今の文明の発達を期待しているのかもしれません。
最近見た夢の中でも物語がハッキリしているのと、ファンタジー色が強かったので投稿してみました。
☆
余談ですが、自分は夢を日記のような形ではなく、あくまでもメモ程度のものにとどめています。
そして詳細を事細かに記したり、無理に思い出そうとする事は出来るだけ避けています。
そう言うのも寝ている時に見る夢というものは脳が情報処理している時間の産物であり、人によっては夢日記などをつけ続けると脳に大きな負担がかかり精神を病んでしまう事があると言われているからです。
なのでメモする時は結構曖昧に雰囲気だけを書いたり、たまに創作なども加えたりしながらかなり自由に書いています。
今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m