#時空の輪廻転生物語 第Ⅰ章第12節
今節のお話は、結構重めの内容となっています。
神護と醒馬が話している「醒馬自身が身を以って経験した事」の内容につきましては、もう少し先の章のお話の中心となるものです。
神護は幼い頃に気管支喘息(小児喘息)と急性中耳炎に罹患していて、家系的に呼吸器全般が強くありません。
ただこれはアレルギーになりやすい体質が遺伝しているのであって、喘息そのものが遺伝しているわけではないそうです。
喘息が直接遺伝する事はないそうなので、その発症は遺伝要因だけでなく環境要因が強いのだとか。
一方の神児さんは「気管支拡張症」という病気で、これはなんからの原因で気道の壁が損傷を受けて、呼吸管や気管支が広がったまま戻らない状態です。
炎症が酷いと喀血する事もあり、治療が難しい病気です。
(喀血は呼吸器官からの出血、吐血は消化器官からの出血という違いがあります。
この辺りの詳しいことは、専門書などで調べてみてくださいね。)
今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m
中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。