#時空の森羅万象物語 第Ⅶ章第67節
だいぶ遅い時間になってしまいましたが、お話の続きを投稿して参ります。
今章はかなり長いですが、あと数節で終わります。
ずっとピリピリした雰囲気が続いているのですが、それと同時に今まで謎だった事象の詳細が色々と語られ始めます。
それらが本格的に伏線回収されるのは次の第Ⅷ章や第Ⅸ章(もちろん第Ⅹ章も)になるかと思いますが、もうしばらくお付き合いいただけると有り難いです。
天馬は妖怪とされる事もありますが、神聖な生物である神馬として扱われる事が多い空想上の生物です。
元々は皇帝が騎乗する駿馬の事を指していたようで、雲の上を馬が駆けている絵(元々翼などは描かれていなかった)などで表されていたようですね。
「血のような汗を流して一日に千里走る」という話で有名な汗血馬は、中国の歴史で名馬と呼ばれた馬の種類で天馬とも関係あるようです。
『三国志』に出てくる赤兎馬も、西方との貿易で入手された汗血馬だったのではないかと言われているようです。
(余談ですが、鹿児島には【赤兎馬】という焼酎も存在していますね。)
今回ものすごく久しぶりに山姫さんらしき人が出てくるのですが、これまで鏡祐や織姫さんに再三「あの人は恐れるべき存在じゃない」みたいな事を言われていたので、浅葱も「よく考えたらそれもそうだ」と思いごく普通に会話しています。
初めはものすごく恐れを感じていたものでも、少し相手の事を知るだけで実は初めから恐れる必要などなかったのだと分かるものって結構色々ありますよね。
まぁ、様々な事が起こる世の中なので用心に越した事はないでしょうけど σ(^_^;)
今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございました m(_ _)m
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中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。
私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。