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#時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第49節


神護の元の目や髪の色が茶色なのは、精錬された鉄ではなく、鉄の元になる鉄鉱石が黒みがかった茶色(鉄鉱石の色は産地や環境などによって様々)である事をイメージしているからです。

あともう一つ、雷が落ちた場所に極稀に出来る閃雷岩というガラス質の石のイメージもあります。

(聖の目の色が灰色なのは、土そのものというよりも冥土や冥界、地下世界などをイメージしているからです。)

正編の第32節で書いたような奇妙な現象によって神護の元にやって来た雷の力は、状況と雰囲気から察するに龍"神"の力の一部である可能性が高いですが、確たる証拠はありません。

敢えてそこに言及するのであれば、火山が噴火する際に灰がこすれ合って発生する事があるので、その辺りからの関係がありそうですね。



江戸時代には武家の女性のたしなみとして薙刀が学ばれていたようなので、鏡祐の母親である螢さんは武家の出だったのでしょう。

鏡祐は自分との約束として聖達を守る事を心に留めていますが、守られるだけでは人は強くなれないという事を知っているので、本当に必要と思った時しか極力手出しはしないよう意識しているようです(この辺りの事はプロフィールにも書いていますね)。



今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m





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東南浅葱@夢と絵と物語に関する記録
中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。