#時空の輪廻転生物語 第Ⅸ章第89節

織姫さんが「龍神杉はこんなにねじ曲がってない」と言っていますが、実際の屋久島の龍神杉は結構自由自在に曲がりくねっています。

特に上部分は枝の曲がり方がすごく、何股にも分かれているので見た感じは八岐の大蛇です。

それがまた生命力強く活き活きと生きている感じが出ていて、とても美しく格好良く荘厳な雰囲気の屋久杉となっています。

ものすごい質量の影が襲ってくる場面で、普段は至って冷静な織姫さんの焦り具合により、鏡祐が使おうとしている力がかなりのヤバさを秘めている事が分かります。

そして鏡祐が「お前にはまだ生きてもらわないと」と言っているのは、織姫さんのお腹に赤ちゃんがいるからですね。

その後の「お前達の眼に映る宇宙の色は…」というくだりは、第47節の最後にある雄飛さんの言葉から持ってきています。

今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m