#時空の森羅万象物語 第Ⅷ章第76節
さて、山から降りたら今度は海へGOです。
織姫さんが少々強引に調査を進めているのには、何かしらの理由がありそうですね。
神護が話している鬼界カルデラについての話は、少し前の節で解説文にも書いたような事です。
もちろんリアル現実では、普通の人でなくとも水深600メートルの場所に生身でたどり着けるワケありませんね。
水中カメラに関しても、そんなところで使えるものはかなり高級で特殊な装備のついたものに限られる気がします。
(そんな貴重なものを研究者達が置いていったりはしないでしょうし、修理には特殊な技術が要りそうなものですし、それを浅葱に預けるのも危険以外の何ものでもありませんね σ(^_^;))
海は水深200メートルから下を深海と呼び、世界の海洋の98%が深海で成り立っているそうです。
海面などの条件にもよりますが、海中でも太陽光が届く層を「有光層」と呼び、その有光層より下のエリアを深海としているようですね。
(水の表面が受ける光の一億分の1%程度までの深さ、生物の感光限界までの深さより更に深い場所といったところでしょうか。
ところで神護が「星の中心部に近付くほど安心」と言っているのには理由があるのですが、これについて書くのは続編での事になりそうです。)
著者は科学に興味があって色々と調べたりするのは好きですが、理数系の話を全て理解出来る人間ではありませんし、どちらかと言うと文系なので文系的(と言うのかどうかは分かりませんが)に物事を組み合わせて考えがちです。
(「圧力は力ではない」と言われても、「どゆこと?」と思うレベル;)
なので今までも書いてきた通り、この物語はファンタジーであり…というところに逃げ込みがちなのですが、もう少しその辺りの理解を深めたいなぁ…と考えている次第です (´・ω・`)
今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございました m(_ _)m