冬の恋歌＊雪も氷も人間関係もクール

こおりつく

　　世界はいつも

　　　凍しばれる日常

　　　　　溶かすあなたの

　　　　　　　　熱いまなざし

クールはかっこいい。

かっこいいは、ダサいの反対。

面白いことは大抵非日常で、つまらない毎日の繰り返し。

人は攻撃も中傷もやめないし、むしろ楽しんでいる風に見える世の中。

テレビを付ければ、笑わなければいけない番組。

興味がなくても友人との会話は無理に付き合う。

日常の自分は、どんどん周りから浮いていくような気がする。

冬は寒くて、お天気にも左右されるので気分が沈む。

結局、人間というのは存在自体がクールではないのだ。

そんなことを忘れてしまうのは、突然の恋に落ちた瞬間から始まる。

それはいつの時代も普遍的なのかも。

「こおりつく」と「凍しばれる」のダブルでしつこく冬を攻撃。

※凍しばれるは寒い地方の方言ですが、
全国的に意味は分かるという記事を読んだので使いました。
投稿のみです。

#百人一首恋の巻冬