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意外に使えるかもよ!外部大学院入試対策法!part1

 今回は外部大学院入試勉強法について書いていこうと思います。この記事を読んでいる人には高度な設備の整った環境で研究をしてみたい,、外国人留学生の多い研究室に所属してみたい、旧帝大で研究生活を送ってみたいなど様々な思いがあるのではないかと思います。この記事を通して読者皆様の一助になればと思います。ぜひ、一緒に夢を掴みましょう!
※ 記事全体は長いので必要な所だけ読んでいただいて構いません。

研究室訪問

どうやって研究室を決める? いつ見学にいく?

 研究室訪問はいついくべきなのか、どうやって決めるのかなどは誰しも迷う所である。
 まず、訪問研究室の決め方であるが、ホームページ等を見て自分がやりたいテーマがあるか、自分が望む条件を満たしているかなどを基準に決めればよいだろう。
 次にいつ見学に行くかであるが、おすすめは3年生の夏休み( 8,9月 )冬休み( 2,3月 )である。早すぎてもいけないし、遅すぎてもいけない。早すぎると研究室とはどのようなものかも分からないし、設備や装置の説明されても理解できない。逆に遅すぎると院試対策が間に合わなくなる可能性がある。したがって、院試の対策を少しでも早くやりたければ、8,9月、現在の所属大学の卒業研究の配属先が決まってから考えたければ2,3月が良いだろう。9月や3月は学会のシーズンでもあるため、予定が取りにくい可能性がある。また、学生が研究室におらず、教員だけの日に訪問するのもイマイチ。
研究室訪問の際の持ち物や服装

  • < 服装 > スーツである必要はなく、派手でなければなんでもよい。

  • <持ち物> 筆記用具、USBメモリー、メモ帳

過去問の解答をもらう魔法の言葉!

 研究室に訪問に行く一つの理由は研究室の雰囲気をしる!もう一つの目的は院試対策の方法を聞き出すことである。先輩方からいかに情報をたくさん得るかで内部との差を埋めることができる。では、どうやって対策方法や過去問の回答を得るのかを紹介しよう。
 研究室訪問ではまず、研究室の教員と話した後に学生と話すことになることが大半である。院試勉強法は教員に比べ学生の方が実際に受験している分、信憑性が高い。したがって、院試勉強法は学生から聞き出そう。
 学生と対面していきなり院試勉強法について聞くのは タブー、基本的に内部にしか出回らない情報を後に頂くためには、こちらも自己開示をして、相手にある程度心を開いていただく必要がある。
自己紹介や研究室の雰囲気や学生からの教授の印象、なぜ、外部受験をしようと思ったか、自分の大学の環境など少なくとも15分くらいはアイスブレイクがてら話すように心掛けよう。また、学生から聞く研究室の雰囲気などは入学後の生活にも影響するため重要な話のひとつである。
 ある程度話したら「 院試ことについて全般的にお伺いしたいのですが」と話題を切り出し、本題へ入る。外部受験で入学した先輩がいれば、いつから勉強したのか(内部進学の人の話は当てにならない)、どの教科書を使って勉強したのか、TOEICなどの試験スコアはどれくらいなのかを聞き出す。ここでその大学特有の事情などを把握する。次に「皆様、過去問対策とかはどうされているのですか?、解答とかはどうされてますか?」と聞く。すると、ここの問題はこうやって対策をしている、ここは解かない。など教えてもらえる。院試の解答の有無もわかるだろう。ここで魔法の言葉それらを見せてもらうことはできますか?」と問いかけてみる。いきなりデータを要求するより、見せてもらうというワンステップを挟むことで間接的な情報提供をしてもらう。正直、パソコン上で見せられても分からない。ここで内部にしか出回らない情報を初めて見せてもらえる。もうひといき「それらのデータをいただくことは可能ですか?」と突っ込み、用意しておいたUSBメモリーに移してもらう。内部の人にしか見せられないという場合は仕方なく諦めるしかない。この一連で過去問や過去問の解答をゲットすることができるだろう。
 また、過去問に選択問題がある場合、ついでに内部の人はどの問題を選択するのかを聞いておくのがベスト。特別、得意な選択科目でもない限りは内部の人が選択する科目を対策する方が良い。内部の人は先輩からの代々の言い伝えなどから選択科目を決めていることが多い(この問題は毎年、難易度のバラツキがないなど)。ここで内部と外部で差が開いてしまってはいけない。
 最後に、対応して頂いた人は訪問者に対して無償でサポートしているわけなので過去問の解答を頂いたら丁寧にお礼を言ってから帰ろう。

院試対策法

スケジュールを把握しよう!

 院試対策を進めていく上で、全体概観をつかむ必要がある。院試に限った話ではないが半年や1年に渡るプロジェクトを進める場合、いつまでに何ができている必要があるのか何をどのペースで進めていくべきなのかを常に意識しておく必要がある。そのためにはまず、自身の今後のスケジュールを把握する必要がある。
 具体的には、出願締切日(7月の第一週目など大体でいい)、最後に受けれるTOEICの受験日 ( 受験してからスコアシートの取得が出願締切に間に合う日程)、教育実習の期間など
 私は6月の第一週目から3週間の教育実習、7月の第一週目には出願締切と分かっていたため、出願資料は教育実習開始までに書き終える、TOEICは4年生に上がるまでには必要スコアを取得するなど決めた。このように大まかなスケジュールを把握してから実際の勉強に落とし込んでいくとイレギュラーを最小限にできる。勉強法も大事だが、スケール感も正しく掴もう!

今回はここまで!次回からは具体的な勉強法の話へ!お楽しみに!!

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