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小さな的を射るような 夜空の星をひとつ探すようなこと


あたらしい年のはじまり


年末に冬至やらグレートコンジャンクションやら大イベントが目白押しだったこともあって
それらに比べ、大晦日も元旦も節目感を体感せず変な感じだったけど

街中がある意味一年で最もいつもと様子が違ってそれこそ何か時間が外れた数日という感じがして

いつもしないことをしたり
ただただまったり時間を過ごすことで
〝正月っぽい〟と感じた

いつもと違うことは普段より自分の内側に意識を向けるきっかけに溢れていて
実はよい時間だなと思った



年末、かに座の満月に10数年来の仲間と会った

その中で俗に発達障害やアスペルガーなどと病名が付くような
強い特性と強いエネルギーを持つ人たちの話題に何回かなった

「彼らは自分自身の現れで
そこを完全にイエスにする為に出会ったんじゃないかと思う」

と仲間のひとりの彼女は言った


わたしも本当にそうだと思った
わたしは今の職場に導かれてからそこに向かい続ける毎日だったことで
働く前と今では全く別人になっていて
何が違うってその分自己一致できたんだと思う

彼らのおかげで本当の意味で自分を認める、許すことができて自己一致した

自分が相手に言うことをきかせたい、とか
相手をコントロールしたい、とか、
相手に対する怒りの感情とか

そういう自分の中に無いと思いたかったでも実はあることをどこか知っていてすごくそれが露見することを恐れていた部分

そういう暴力的とも言えるものが彼らと向き合う中でどんどん出てきてひどい自己嫌悪に陥った

でも露見したことでやっと向き合えて
まるでゲド戦記のアレンの影のようにただただ自分にとって恐ろしくて怯えていた、でも自分の分身みたいな幻想を手放すことができた

その自分が恐れていた自分の暴力性みたいな部分に向き合ってそれが幻想だったって気がついたら
暴力性攻撃性は痛みや恐れの反映なだけで
ただのひとりも悪人なんて存在しない
みんなわたしと同じ
だからどの人とも向き合えると思った
それは自分と向き合うことと同じだから


自分の闇だと思ってた影の部分はわたしの今世の光になった

全人類誰ひとりとしてひとりぼっちにならない世界
そうできる暮らし方を見つけようって。

それは全人類にとって安心の世界で在る前になによりわたしにとって安心できるうつくしい世界だと思った

それを創造する人生
これからなんてたのしみな人生だと思った


その物理的、現実的な実現、実践の仕方、
その特性の強いエネルギーの強い人たちと向き合う最適な仕方

それはこれから目の前のことと向き合う中で確立していくこと
それも然るべきタイミングで然るべき方法できっと形と成っていく

そして強い特性と強いエネルギーを持って生まれてきた子どもたち
彼らと関わり続け向き合い続けてさえいれば自ずと道は開ける

そこに対しての信頼は不思議なほどに揺るがないものだ



人にはそれぞれ特性があって
それに伴う役割がある

その役割を全うしていく過程はきっと
小さな的を射るような
夜空の星をひとつ探すような

そうしたことに似ている気がする

そして人はそれぞれのその一見ちいさく狭く見える役割を果たすだけで良いのだと思う

そこから無限の波紋は起き
又、既に満天の星空の一部で在るのだから



そのことを再確認する時でした



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