静けさをつくるー意識的に聴くということ
急に寒くなりました。
それでも日中は暑い日もあり、子どもたちも本調子じゃなく、そわそわイライラしがちな様子です。
あれしたいこれいやだと気が上がっている時や日常の中の習慣として、
子どもが〝意識的に聴こうとする〟瞬間をつくるように心がけています。
たとえば
リモコンやスイッチは子どもにとって魅力的なもの。その時に、
「ちゃんとピッて鳴るか一緒に聴いててね」
と子どもに伝え、まず大人が静かにして機械に耳を傾けている様子をみせます。
ピッと聴こえたら子どもを見てお互い聴こえたことを共有し、ちゃんと音がしたから大丈夫だね。と一緒にひと仕事終えます。
子どもは仕事を任されたり大人と一緒に仕事をするのが大好きです。
それは〝聴く〟というほんの1〜2秒のことでも楽しみになります。
ごはんを食べている時、大人が静かに子どもの方に耳をそばだてる様子をみせ、
「◯◯ちゃんいい音してるね」と咀嚼音を褒めることも子どもの気にいることで、子どももまねをします。
まず大人から静けさをつくり耳をそばだてる。
それだけでその場の空気感ががらっと変化します。