〝触ること〟を学ぶ
シュタイナーの視点に沿って子どもを観察していく
その子の表面的なことだけではない本質的なものを観ようとする
その子の中に入ってその子の中から世界を観ようとする
そうして少しづつその子の本質的なものを知っていく のだけれど
抱えきれないような問題をその子の中にみたとして
幼少期の子どもにわたしたちが直接的にできることというのは
その子を想って〝触る〟ことだけ
でもわたしはそれがなんてすばらしいことなのか
と思っていて。
それしかない
それが全て
それに尽きるのだ
愛をもってその子を想いただただ触る
ということに。
だけども問題が複雑で大きい子ほど
人に触られることを許可できない
でも触られたくないのではなくて
なにかが邪魔をし触られることに耐えられないだけで本当は触られたいし抱きしめられたい
〝アイラインブング〟という治療法がシュタイナーの提唱するアントロポゾフィ医療の中にあります
アイラインブングを日本語訳すると
〝オイル塗り法〟らしい 笑
一見アロマオイルを使ったマッサージなのだが
マッサージと違って一切力を入れたりしない
その人にあった効能のある植物精油入りのオイルを〝塗る〟方法なのだ
塗ることは触ること
やはり
植物の力も借りつつただ触る方法なのだ
これは誰でもできるものでもちろんお母さんが子どもにしてあげられるもの
だけどより治療的観点から
触られるからだの本質的なこと
触るからだの本質的なこと
植物の本質的なこと
オイルの本質的なこと
触るという行為の本質的なこと…
より本質的で治療的な知識をもつ
看護師と医師のみおこなえるアインライブングもある
からだとこころと魂がうまくひとつになれなくて
想いとからだがバラバラで
したいのにしたくなくて
自分のからだなのに居心地が悪くて
触られたいのに触りたいのに触られたくないし触れられない
心もからだも全ての不調や病気の大元はここじゃないかと思う
そしてアイラインブングはそこに作用するものなんじゃないかとおもう
そこが調えば
その人らしくその人らしさを発揮して誰もが生きれるんじゃないかと思う
それ以上に望むことなんてきっとない
ただひたすらに
あの子にもっと触れるようになりたい一心で
このアインライブングを学ぶ看護ゼミナールを受けることに決めた!
今週末から!
たのしみすぎる