謎の病 Pt.2
こんにちは。
前回の記事に引き続き、今回もわたしが体験した「謎の病」の体験談をみなさまにお伝えしたいと思います。
前回の記事はこちら
さて、発熱があってから1週間、特にひどかったときは
朝方3時ごろにしんどくなって目覚める(38度台)
→寝られず、一人高熱にうなされる
→リンゴ酢ドリンク、ポカリを飲んで少し落ち着き、寝る
→6時ごろに再びしんどさで目覚める(38度台)
という、「朝に熱が上がる」というサイクルを繰り返していました。
でも、夕方ごろ〜夜になると37度台まで下がるので、
「朝から何も家事とかできなかった(ずっと寝ているしかできなかった)から今のうちに動くぞ!!」と
洗い物〜とか洗濯物〜とか最低限の家事をしていました。(でも最低限…)
朝昼、ごはんをほとんど食べられていないので、夜にスープ、ゼリー、など食べられるものを食べていた感じです。食欲は皆無でした。(お昼の番組でグルメ特集とかしていても、「全然食べたいと思わない…」となるレベル)
夜余裕ぶっていると朝方にまた「うおおおおおおおお〜〜〜〜」と高熱の魔神が出てくるので、その度に「ひえええええええええもうやめて・・・・・」とか思ってました…。
⑤大きな病院に紹介してもらう
さあ、本当に解熱剤が効いていないようで、さすがにわたしも心配になり
親と相談して「大きい病院に紹介してもらうべきだ」ということになったので
近くの総合病院宛に紹介状を書いていただき、実家の車で向かいました。(一人では到底動けませんでした…)
さて、総合病院には受付時間外に到着したので、救急外来に案内されました。
(初めて救急外来に行ったのですが…とにかく、医療従事者の方々ってすごい、と実感しました。いつ急変するかわからない方を見ながら、時間外外来にきている人も診察してますからね…切迫した状況がこちらにも伝わってきました。医療従事者の方々には本当に尊敬しかありません)
前院での検査データに加え、ウイルス検知と髄膜炎検査をしましょうということで
・血液検査×3回
・髄液検査
をすることに…!!(髄液って骨髄〜脳にある、あの髄液です)
まず血液を3回とるのに驚きました。(さすがに1日でこんなに取ったことはない)
そして1時間半点滴の末、髄液を背中から…採取してもらいました…。
怖かった…。見えない恐怖、というのはこういうことだなと実感。しかもわたしは背中を触られるととてもくすぐったく感じるという最恐の体質でしたので、お医者さんが背中を触るたびに「ひいっ!」と動いてしまい、なかなか検査が進みませんでした(苦)
そんなわけで無事検査を終えたのですが、なんと、どの検査結果も異常は見られず…思わず「ん!!?」と言ってしまいました。
ただ、リンパ節が非常に腫れていたので、「現時点では『ウイルス性警部リンパ節炎』の可能性が高いです。」とのこと…。でも血液検査の結果もまだ全てはでていなかったので、診断までには至りませんでした。(あくまで可能性、とのこと…)
診察後はそのまま実家に帰り、年始までお世話になることにしました。
⑥発熱して8日目、徐々に下がり始める
総合病院で診ていただいて2日後、38度の発熱があってから8日後に、やっと37度台で落ち着いてきました。やっとです。でも体は少し動けるようになったかな、程度。ちょっと歩いたりするとすぐ疲れて寝てしまう…という感じでした。体力落ちまくり。恐るべし高熱。
食欲は相変わらずなかったのですが、食べられる量が増えてきました。母は「食べられて安心ね!」と言っていましたが、わたしはそれよりも、食べられずにいた分少し体が軽くなっていたので、「また体重増えたら嫌だな…」という超どうでもいい心配をしていました。
さて、総合病院の救急外来にかかって数日後、再度総合病院へ受診しました。今回は内科。追加の検査を受け(また血液検査)(あとリンパ節のエコー)、前回の検査結果と合わせて、診察していただいたところ、今回は2つの病気の可能性が出てきました。
1つ目は、前回から可能性のある「ウイルス性リンパ節炎」。
2つ目は、「亜急性壊死性リンパ節炎」というもの。
どちらも、高熱の症状、しかもそれが長く続くそうです。「亜急性壊死性リンパ節炎」に関しては初耳だったので、帰宅後にネットで調べまくりました。
どうやらこういう病気のようです。別名「菊池病」。若い女性によく見られるそうですが、わりと最近発見されたもののようで、はっきりとした原因がまだわかっていないそうです。
どっちの病気にしてもまだ診断しかねるとのことだったので、また2週間後に診察してもらうことになりました。
その後は、38度あったことなんてすっかり忘れてしまうほど、順調に熱は下がり、年末には実家の大掃除をする、くらいまで回復していました。
もう熱も下がってきたし、年始には仕事にも復帰できる!!わーい!と喜んでいたのですが
実はまだまだ悪夢は続くのです…。(Pt.3へ)
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