金沢旅行の話②(金沢市内は地震の影響はほとんどないのに、観光客が激減してるらしい。)
金沢旅行へ。
①はこちら↓
昼に金沢観光をして、
夕方からはSteve Gadd Bandのコンサートへ。
石川県立音楽堂へ向かう。
ホテルから地下で直結してたので、
雨が降ってても楽ちん。
なんか、カラーコピーされた簡易なポスターが
貼ってあって、やめてってなった(笑)
ホール自体はこじんまりしてる。
お客さんは年齢層高め。
みなさん、開演前にメンバーがどんな機材を使っているのか、写真を撮っていた。
夫は、ギター愛好者なので、どちらかと言うと、Michael Landau(マイケル ランドゥ)目当て。
「ランドゥが見えやすい席の方に座らして」
って言われた。
夫が自分のわがままを私に伝えるのは、
非常に珍しい。
もちろん、私は快諾する。
ランドゥは、
クリアな音で、手元のみで音量を調整して、
微かな音から爆音まで自由自在。
30%くらいの力で人を感動させられる演奏をしてるし、120%の力が出たら出たて、ぞぞぞぞと、
美しすぎて、凄まじすぎて、寒気を感じるくらい。
ガットは、
パキューンという銃声みたいな、
クラッシュシンバルの音。
カップの音も、もちろんすべて的確。
スネアをはじめとする、太鼓の音も、
全部鳥肌が立つくらい、張りと艶がある。
おん年、78歳ですって。
もう、分からん。
どこにそんなパワーがあるんだ。
最後のソロのパート、
千手観音みたいになってはったで。
Gadd Bandのメンバーみんなだけど、
なんであんな小さい音なのに、
クリアにきれいに会場に響き渡せれるのか
不思議だ。
しかも、めっちゃ余裕。
クスクス笑いながら演奏してる感じ。
アンコールありの、1時間半。
ガットくらいの年齢の方達が、
皆キラキラした顔をして会場を後にする。
「圧倒されて脳が処理しきれなくて、何から話せば良いのか分からん」
と終始、夫も私も無言。
じわじわ脳の処理が追いついてくると、
「さっきのは、なんだったんだ!」
と、封を切ったように興奮して喋りまくった。
私は楽器のことはそこまで詳しくないから、
夫ほど、凄さを理解していないかもしれないけれど、夫は、とにかく、もう訳が分からんかったらしい。
「1時間半以上、演奏聴き続けるとたぶん、
ぶっ倒れるから、ちょうど良かった」
とのこと。
東京は1週間ものロングランなの、羨ましい…。
しかも、会場はブルーノート+cottonclub。
最高ではないか。
食事をしながら、音楽が聴けて、
大物ミュージシャンが演奏するという空間が
整ってるのは、やはり東京が本場。
音響もいいしね。
平日の東京はさすがに難しいので、
土曜に金沢へ来れてよかった。
ちなみに、石川県立音楽堂では食事はできない。
普通の席がずらりと並んで聴くタイプの
コンサート。
晩ご飯は、ホテル地下の居酒屋さんで、
金沢の名物の、おでん、能登牛、のどぐろ等
隅から隅まで食べる。
蓮根のはす蒸しが美味しかったのに、
写真を撮るのを忘れた。
美味しそう!となって、すぐ食べてしまうのよね。
〆のお蕎麦も美味しかった。
お蕎麦は福井が有名だと思ってたけど、
金沢も同じくなのかしら。
帰宅しても、まだ22時だった。
ゆっくりシャワーを浴びて眠ることができた。
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sayuuのお店の方も、
「コロナの時に戻ったみたい、街が死んでる」
と仰っていたので、
ぜひ今、金沢観光にいらしてほしい。
大阪、東京から電車で2時間半ほど。
街がコンパクトで、バスも金沢駅から、
がんがん出てるので、観光迷子になることもない。
私は買わなかったけど、
一日乗車券(大人800円、子ども400円)
を買えば、バス乗り放題だし、
私みたいに「ICOCA使われへんやないかい!」と、なることもない。
流しのタクシーも主要観光地なら、拾える。
(なんとなくだけど、流しは個人タクシーが多い
イメージで、スマホ決済・カードが使えないから、細かい現金はある程度必要かも)
今回私は、金沢駅隣の石川音楽堂にメインの用事があったので、金沢駅前のホテルにしたけれど、
近江町市場あたりのホテルの方が新しくて、
きれいだと思う。
晩ご飯を食べるにしても繁華街なので、困らないと思う。
ただ、主要な観光名所に行くなら、
事前にHPで営業されているか確認してから
行ってください。
観光名所に寄らなくても、街をただ、
ぶらぶら歩いているだけでも、金沢は楽しめる。
車で少し走れば温泉旅館もあるし、
特急サンダーバードに乗れば加賀温泉にも行ける。
カニも食べられるし、海鮮、肉、なんでも美味しい。
不安はあるかもしれないけど、
今の金沢なら人も少なくて、
ゆっくりみて回れるよ。
◆一月場所7日目◆
大の里、またまた余裕がある勝ち方。
すごい、石川県が応援してますよ。
朝乃山、7連勝!単独首位だ。
淡々としてるけど、今の取り組みじゃ、上位陣とあたっても、勝てないと反省していた真面目さん。
あたみん!この一勝はでかい。がんばれ。
2024.1.20土曜日_2