ジルの言葉にすごく心を動かされた
今日は顔を洗って、洗濯して、
スーパーに買い物まで行けた。
社会人で一丁前の大人なら、
当たり前の日常なのかもしれないけれど、
私にとっては、そんな当たり前のことすら、
できない日もある。
けど、今日はできた。
しかも、天気が悪かったのに。
嬉しい。
自己肯定感が上がる。
晩ご飯まで作れた。
ほぼお味噌汁しか作ってないけど。
スーパーのお惣菜で買った、
コロッケとさつまいもの天ぷら。
本当に助かる。
そして、とても美味しい。
こんな手間のかかるおかずが、
300円で買えるなんて、
超ミクロでみれば私はとても助かるけど、
やはり日本経済は狂ってる。
晩ご飯は、ちょうど20分で出来た。
とろろご飯にしらすをのっけた丼。
全然大したご飯ではないけれど、この器に入れると、すごく豪華で美味しそうに見えるから不思議。
とろろはお腹も膨れるし、栄養価も高いから好き。
ソーイングビーという、
イギリス版テレビチャンピオンの「裁縫」に特化した番組を観ているのだけど、
片腕に障がいを持つジルという女性の出場者がいて、最新回で落ちてしまった。
ジルが、
「今まで義手をしていたのだけど、この番組で初めて義手をとった。ありのままの姿で、ここまでできるという自信になった。もう後ろは振り返らない」
とスピーチをしていて、
辛口審査員のパトリックも涙していた。
私も、ジルの言葉にすごく心を動かされた。
自然と涙が出た。
今の今まで、ジルの腕のことには番組は全く触れず、淡々と他の出場者と同様に扱われていて、
さすが、イギリスの番組だなと思った。
他にもLGBTQの方々や、様々な人種の方々が出場者として選ばれているけれど、
みな、スマートにフラットに場に、
番組に馴染んでいる姿が観ていてとても安心する。
日本はそんな社会になっているのだろうか。
24時間テレビを観る限りは、
程遠い社会だろうとは思うけれど。
はりぼてのSDGsなんて掲げる社会から、
一歩、一歩、踏み出すために、
私にも何か出来ることはあるかな。
2024.1.10水曜日