尊い時間

息子と2人で大きなお腹を抱えながら過ごしたコロナ禍。

思い通りにいかないお腹と思い通りにいかないイヤイヤ期息子。 
ものすごく大変だったのだけど、娘が産まれるまで息子と2人で過ごせるリミットをコロナに邪魔されたくなくて、感染しないようにできるだけ楽しくて嬉しいことを沢山しようと思っていた。  


ベランダで絵の具してみたり
狭いのでプールは出来ないから水遊び。

とおい広い公園に行き、息子と夫と何をするでもなく歩いてみたり。

どんどん抱っこして歩いてあげることが出来なくて
長女の私はとても心苦しかった。 
覚えのある感情だ。 
弟が身体が弱かったのもあって 抱っこしてもらうことがとっても少なかったから。
いいなあ、なんて思ってた 小さい頃の私が顔を出した。

だからできるだけ、座ってる時はひっついて
暑い中、公園もいった。
彼にとって公園とかはテーマパーク並みに楽しい様子。
無料で近所にいくつもあるテーマパークなんて最高の感覚だなあ。 

吉祥寺から帰る時、私に抱っこして欲しくて
泣いていたけど お腹が張って出来なくて
ごめんね、と思いながら夫に変わったこと。

まだまだ赤ちゃんなのに無理させてないかな、とか悩んで泣いたこと。
 
喉元過ぎればではあるんだけど
なんて尊い時間だったんだろう、と今更思う。


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