英検2級(S-CBT)受験記

2025/01/25
ひょんなことから英検2級のS-CBTを受けることになった。英検S-CBTは比較的近年(執筆時点)始まったものであるため、受験記や攻略記事は従来型よりも少ない。本記事では、英検S-CBTの簡単な説明や、受験を決めてから実際に受験し終わるまでの記録を詳細に記す。受験当日の執筆であるため、合否は不明であることを最初に補足しておく。


英検S-CBTとは

英検S-CBTは、その名の通りCBT (Computer Based Testing)形式で実施される英検である(「S」は何の略なんだろう…)。コロナ禍まっただ中の2021年4月に開始された。

従来の形式で実施されてきた英検(以降「従来型」と呼ぶ)との主要な違いを以下にまとめる。また、各技能の試験方法や個人的に感じたメリットやデメリットは次節以降で後述する。

$$
\begin{array}{|c|c|c|} \hline
& 従来型 & \mathrm{S-CBT} \\ \hline \hline
受験時期 & 年3回 & 原則、毎週土日(会場により変更あり) \\ \hline
試験形式 & \mathrm{R,L,W} : 筆記、\mathrm{S} : 面接 & \mathrm{R,L,W,S} : \mathrm{PC}\\ \hline
試験日程 & 合計2日間& 1日(2時間程度)\\ \hline
1検定回の受験回数 & 1回 & 最大2回(従来型と組み合わせると最大3回) \\ \hline
検定料(2級) & \yen6,900\sim(団体)、\yen9,100(個人) & \yen 9,700 \\ \hline
試験問題 & 公開。持ち帰り可能 & 非公開。持ち出し厳禁 \\ \hline
\end{array}
$$

特筆すべきは、S-CBTでは試験問題が完全非公開である点である。これが意外と重要な違いであると考えている。従来型では、試験終了後すぐに自己採点可能であり、合否発表までに心の準備をすることができる。しかし、S-CBTでは自己採点は不可能であるため、合否発表までの約1ヶ月間をモヤモヤしながら過ごすことになりうる。

受験に至るまでの背景

筆者について

筆者の情報(受験前)を簡単にまとめる。

  • 年齢 : 21歳(大学3年相当)

  • 職業 : 学生(理系)、塾講師アルバイト(数学、理科、英語)

  • 英語は普段からそれとなく使う。あまり自信があるわけではないが、苦手意識は持っていない。

  • 英検準2級所持(中学3年時に取得。今回は、実に5年数ヶ月ぶりの受験)

先述のように、英語については特別得意なわけではなく、かと言って決して苦手ではない。仕事にもしているくらいである。また、英語の勉強は日頃からちょこちょこやっているし、英語に触れる機会はそれなり持っていると思う。しかし、高校で習う英文法のうち、一部はあまり自信がないものもあり、ノリでゴリ押していることも少々(小声)

受験に至った理由

この度、なぜ受験することになったのか。結論から言えば「ノリ」である。

英検が何やらCBT形式のテストを導入することになったとの情報は、かなり前に聞いたことはあった。当時は、コロナ禍に適した新しい受験形式として理にかなっていると思ったし、従来の試験監督ベースのテストに比べると導入コストは高いかもしれないが、公平で効率的な試験が担保できるのだろうなと感じた。しかし、そんなことすぐに忘れてしまい、約4年の月日が過ぎ去ったのだった。

2024年12月、某氏と雑談をしていたところ英検の話題になり、私はたまたま英検S-CBTの存在を思い出した。某氏と一緒にS-CBTを調べてみたところ、従来型よりも少し割高であること、受験機会が1年に3回だけでないこと、1日で全て完結することなど、先述のような情報を知ることができた。ちょうどこの時期は、個人的にあまり繁忙期でもなかったこともあり、受験を前向きに検討してみることにした。

翌日、英検S-CBTについてもう少し調べ、申込みに向けた手続きを開始した。まず、受験する級は2級にした。既に準2級を取得していたことに加えて、複数のサイトによると英検2級合格ラインはTOEIC500点台レベルに相当するとの見解が多く見られた。私は、TOEIC500点台レベルはとうの昔に達成していたこともあり、合格できる可能性は十分にあると感じた。

受験申し込み

受験の申込みは https://examinee-portal.eiken.or.jp/app/entry/index/scbt から行うことができる。自分は2024年12月11日に申し込みを実施した。受験級、受験地等の必要な情報を入力すると、生涯学習アカウントの登録、ライティングの受験形式などの必要情報の入力、写真の提出を行うと、支払いを行うことができる。自分はクレジットカード決済を行った。

受験申し込みが完了すると、「【英検S-CBT】お申し込み完了のお知らせ」という件名のメールが届く。自分が住んでいる県の県庁所在地での受験の場合、最短で2025年1月25日に受験可能であったため、その日程で予約した。ライティングの受験方法については、手書き型とタイピング型から選択可能である。手前味噌かもしれないが、自分はタイピング速度が比較的速い方であり、PCの操作にも全く不安がなかったことから、タイピング型を選択した。

受験までに行った勉強

実施内容の一覧

受験当日までに実施した勉強を、時系列順にまとめると以下のとおりである。各項目別の具体的な実施内容等は次節以降で後述する。

  1. 直近の過去問(従来型で出題されたもの)を解く

  2. abceedに登録。パス単を使って単語をひたすらインプット

  3. DMM英会話でスピーキング対策

  4. 過去問や予想問題集をやりまくる

なお、従来型とS-CBTでは同レベルの問題が出題されるため、いずれの受験形式でも基本的には同様の勉強をするべきであると考える。S-CBTでのPCの操作方法については、公式ホームページで提供されている体験版を実施することで理解できる。受験までに一度練習しておくと良い。


1. 過去問

具体的な勉強を始める前に、現在の自分の立ち位置や英検2級のレベル感を知っていないと、試験当日までの勉強のプランを立てにくい。また、非効率的な勉強をしてしまう恐れがある。というわけで、手始めに2024年第2回の過去問を解いてみた。ただし、スピーキングは1人での実施が困難であるため割愛した。

過去問を解いた結果、リーディングは制限時間20分くらいを残して9割、リスニングは7割くらいできていた。思いの外正答率が高く、驚いた。受験前に調べた、英検の級とTOEICスコアの対応関係もあながち間違っていないのかもしれない。リーディングに関しては、選択肢の単語を全て理解できており、明確な根拠でもって答えられる問題が主であったが、消去法や勘で正解してしまった問題も少しあった。また、長文問題についても全文自力で正しく翻訳できたかと言われるとそうではない。前後の文脈からなんとなく推測した文章や、翻訳を諦めてスキップした文章もあった。文法が理解できていないわけではなく、単に単語力不足があることを痛感し、単語の勉強を優先的に実施することにした。
リスニングに関しては、出題形式を把握していないまま挑んだため、最初の方は問題に慣れず、失点を招いてしまった。また、自身のリスニング力の弱さが露呈した。しかし、合格ライン(6割程度)は突破できていた。リスニングの問題を定常的に練習する必要性を感じた。
ライティングに関しては、自己採点不可能であったため、実施するだけ実施した。我ながら、そこまで変な文章は書いていないと思う。

2. abceedの登録

試験勉強の開始に際して、参考書を用意する必要があると感じて調査を進めた。当初は、S-CBT専用の紙媒体での書籍を調達する方向で調査していたが、以下の理由で断念した。

  • S-CBT「専用」の問題集が少なかった。

  • 従来型の問題集をAmazonで購入しようとしたが、到着に時間がかかるものがちらほらあった。また、どれが良いのか判断しにくかかった

  • 直近で書店に行く時間を確保できる見込みがなかった

結果として、すぐに登録可能で、多くの問題に取り組むことが可能であるという理由でabceedを利用することにした。abceedはWeb上で英語学習できるサービスであり、英検2級の場合、複数冊の問題集や単語帳を利用できるため、しっかり使い倒せば参考書を実際に複数冊購入するよりもコスパに優れているのではないかと考えた。また、実際に参考書を購入する場合、どの書籍にするべきか慎重に判断しなければならないが、abceedでは複数冊を同時に試すことができるため、自分に合った1冊を見つけやすい。

ひとまず、英検の単語帳としては定番中の定番であるパス単を使ってみることにした。知っている単語と知らない単語の仕分けをなるべく多く行い、知らない単語に特化して暗記するようにした。

3. DMM英会話

自分が最も危惧していたのはスピーキングである。そのため、スピーキング対策を早期から行うことにした。自分は以前からDMM英会話に登録しており、こまめにノンネイティブの講師とのレッスン(1回25分)を受けることにしている。

従来型では、スピーキングは日本人の面接官を相手に実施するが、S-CBTでは外国人が喋っている映像が再生され、それに返答する仕組みになっている。その点からも、DMM英会話で外国人の講師と喋ることで、よりS-CBTの形式に近い練習を行うことができる。また、DMM英会話では英検対策の教材が提供されており、長文読解やスピーキングの練習を行うことができる。スピーキングの練習では講師に面接官をやってもらい、実践形式で練習とフィードバックをもらうことができる。自分が知らないボキャブラリーやより適切な言い回しを教えてもらえる。しかし、ノンネイティブの講師の場合、英検の実施形態にそぐわないフィードバックを頂くことも少なくなかったため、注意が必要である。適切な意見を自ら取捨選択する必要がある。

DMM英会話で提供されている英検対策の教材

4. 過去問、予想問題集

試験3週間前あたりからは、abceedに収録されている過去問や予想問題集をひたすらやりまくった。最初からこれらを使った勉強をしても良かったのだが、実生活が慌ただしいかったことや、途中で体調不良に陥ったことから、このタイミングまではパス単やDMM英会話以外に手を出せなかった。

最初に過去問を解いたときに制限時間内に余裕を持って解き終えることができたことから、時間配分については現状で申し分ないと考え、abceedでは1回分を通しで勉強することはあまりなかった。「おすすめ問題」という機能を使用すると、問題を無作為に抽出して、出題形式別に勉強することができる。この機能を使用して、様々な問題を解きまくった。注意点としては、一度解いた問題が再出題される頻度が高いことである。忘却曲線に基づき、適切なタイミングでの復習ができるようになっているが、新しい問題だけを積極的に進めたい場合には向かない。この機能では、出題される問題の難易度を「かんたん」「普通」「難しい」から設定できるが、もちろん「難しい」に設定した。

abceedの「おすすめ問題」
出題形式別に取り組むことができる

受験前夜

前述のような勉強方法を受験の前々日まで実施した。本当は受験前日まで実施するつもりでいたが、学校や仕事などに追われており、叶わなかった。やっとの思いで、受験前夜に1時間程度時間を確保することができ、当日の準備と最終確認を行うことができた。

まず、受験票を準備することから始めた。従来型では、受験票は協会から郵送されてくるため、当日はそれを持参するだけで良い。しかし、S-CBTでは受験票のpdfファイルがメールで送付される。各自で受験票をA4用紙に印刷し、それを持参する仕組みになっている。

次に、翌日の起床時刻や移動のスケジュールを確認した。受験票を参照すると、当日の受付開始時間は9:00、試験開始時間は9:15となっている。入場から試験開始までの時間が短縮できることも、PCによる試験のメリットではないかと感じた。兎にも角にも、朝早い時間からの試験である。パス単で以前に間違えた単語の復習を数十分ほど行い、そのまま床につくことにした。恐らく23時半くらいのことである。

床につき20〜30分が経過したが、一向に入眠する気配がない。それもそのはず。普段は1時や2時に寝ている自分にとって、23時半は異例の早寝である。しかし、それを差し置いても気分が落ち着かない。この時点で、自分が緊張していることを確信した。睡眠導入用BGMを聞きながらなんとか眠りについたが、夢を多く見たことから眠りは浅かったのだろうと推測される。また、午前3時頃に再び脳が覚醒してしまい、苦労した。

受験当日

起床〜会場到着まで

当日は、午前6時すぎに起床した。普段は8時過ぎに起床しているため、個人的にはかなりの早起きであり、しんどかった。身支度と荷造りを大急ぎで済ませる。受験会場の最寄り駅まではJRで70分くらいかかることや、田舎特有の本数の少なさから、7時には家を出る。

電車の車内では、購入した朝食を食べつつ、abceedで適当に復習をした。しかし、普段より2時間も早起きをしていることや前日に満足のいく睡眠をとれなかったこと、車内の暖房が本当に快適だったことが災いして、移動中はかなりの眠気を感じた。あまりにも眠いので、仕方なく勉強を中断して、30分ほど睡眠を取ることにした。本当は勉強したかったところだが、眠気を堪えて無理やり受験するよりはマシであると判断した。

駅に着くと、少し頭が冴えていた。移動中の睡眠が正解だったのではないかと感じた。改札を出ると、受付時間の30分前であった。試験までにお手洗いを済ませておこうと思ったが、かなりの混雑だったために断念した。それでもまだ眠かったので、キシリトールガムを購入して食べたところ、かなり目が覚めた。その後、受付時間ちょうどに会場入りすることができた

会場到着〜試験開始まで

会場に到着すると、すでに先客が多く来ていた。自分も列に並び、受付をした。受付では受験級や持参物の確認などが行われた。手荷物は前室のロッカーに預け、受験票と受験控、ロッカーの鍵だけを持って試験室に入室した。勉強道具は何も持っていないため、室内では何も勉強できない。受験時の注意書きに一通り目を通した後、駅では叶わなかったお手洗いに行こうとしたが、こちらも混雑していたため、断念した。今考えれば、移動中の電車の中で済ませておくべきだった。

S-CBTでは異なる級の受験者が同じ試験室に入り、全員一斉に受験する。従来型では受験級ごとに教室を分けるため、それに対応した会場の確保や人員の配置などが必要であったが、S-CBTでは少人数での効率的な実施が可能であることを体感した。試験開始時には教室の半分くらいが埋まり、自分より年下の受験者が大半であった。

スピーキングテスト

従来型とは違い、S-CBTでは最初にスピーキングテストを実施する。恐らく、各自の試験時間が違うことや一次試験免除者がいることに配慮したものであると考える。

スピーキングテストでは、全員がヘッドセットを装着して一斉に喋り始める。また、従来型では面接形式であったため、こちらの様子が筒抜けだが、S-CBTでは受験者の撮影は行われないため、こちらの様子が相手に伝わることがない。完全に音声だけの試験となる。

最初に音量の確認やマイクテストを実施した。自分がマスクを装着していたからか、思いの外、声を張る必要があった。そのため、自分の回答が他の受験者にも聞こえうる環境であったし、近隣の回答が耳に入ることもあった。

体験版を受験すればわかるが、S-CBTでは予め収録された映像が再生される。すなわち、予め決められた台詞のみが与えられる仕組みであり、お互いのコミュニケーションは不可能である。
また、S-CBTでは回答のために与えられる時間が厳密に決められており、質問が終了すると即座にカウントダウンが開始される。これまでの受験やDMM英会話での練習では、回答時間をあまり意識できておらず、時間内に答えきることにかなり気を取られてしまった。結果、じっくり考えることはできず、思いつきで色々しゃべることになった。適切な回答であったかどうかは自信がない。

スピーキングに関しては、従来型の面接試験のほうがコミュニケーションしたり、柔軟に回答したりすることが可能であるかもしれない。

スピーキングはあっけなく終了した。一次試験免除者はここで退出となる。開始から終了まで、わずか15分であった。

リスニング

スピーキングの次はリスニングである。試験実施前に、注意事項のアナウンスやメモ用紙、ライティングの解答用紙の配布、必要事項の記入のために数分の時間が取られる。僕は、ライティングがタイピング型であり、回答用紙が配られなかったことから、しばしの小休憩を取ることができた。

試験時間は25分くらいだった。スピーキングではあまり手応えを感じなかったが、リスニングはつつがなく終わった。4、5回に1度くらい迷う問題があったが、絶望的ではないだろう。

リーディング

リスニングの次はリーディングである。短文の穴埋め問題については、熟語問題を中心に2、3個わからない部分があったが、それ以外の部分については根拠を持って答えることができた。試験勉強時から認識してた、熟語苦手を痛感する羽目になった。
長文問題については、事前にかなり危惧していたが、それほどの難しさではなかった。1、2個悩んだ回答があったが、それ以外はあまり心配していない。

他の会場では異なるかもしれないが、今回自分が受験した会場では、机の奥行きがかなり狭く、ディスプレイとキーボードを置くとスペースがほぼないくらいであった。そのため、22インチ程度のディスプレイを至近距離で凝視するような姿勢になってしまい、リーディング開始時あたりから目の疲れを感じて多少気が散った。これは、S-CBTでしか起こり得ないデメリットであると感じた。

ライティング

2級の場合、ライティングは従来型と同様に2題出題された。1題が要約問題で、もう1題が意見陳述問題である。試験勉強では、共に問題なく書けていたが、今回は要約問題に手こずった。問題内容は記載できないが、原文の中にある長文の和訳が難しかった。要約時にその文の内容を省いて書くことも考えたが、それも難しそうだった。結果、それとなく書いたが、あまり高得点ではない可能性も十分にある。意見陳述問題についてはあまり苦労しなかった。懸念事項は、文の1つ1つがやや長くなってしまったことくらいである。

言うまでもなく試験中のカンニングは厳禁であるため、直接確認したわけではないが、周囲からのタイピング音から察するに、タイピング型でライティングを回答している人は自分の他に1、2人くらいであったと察する。ほとんどの人は筆記で回答していたのではないか。ICTの拡充やGIGAスクール構想が叫ばれてから久しいが、中高生だとタイピングに長けた人はまだまだ少ないのだろうか…

見直し

一通り最後まで解き終わった時点で20分くらい時間が余っていた。当然、残りの時間は見直しに充てる(画面操作をして自ら試験を終了すれば、途中退出も可能である)。この段階で、2級より下の級では試験時間が終了したらしく、他の受験者がぞろぞろ帰りだす。このあたりでも少し気が散った。従来型ではありえないシチュエーションであるため、これもS-CBT特有のデメリットであると感じた。

また、時刻はおそらく11時20分頃を回り、かなりお腹が空いてきた。途中でお腹が2、3回鳴ってしまった。近隣の方には申し訳なく思った。

見直しでは、リーディングとライティングをもう一周することができた。長文も一通り読み直すことができた。
残り5分あたりで、試験前にトイレに行けなかったツケが回ってくる。お腹が痛くなってきた。終わらせてトイレに駆け込むことも考えたが、5分くらい我慢して、見直しを続けようと決心して、続行した。
その後、試験終了までにライティングでのタイピングミスや時制のミスを発見して修正することができた。トイレに行かなくて良かったと心底思った。「タイミングミス」という懸念事項もS-CBTのタイピング型だから生じることなのかもしれない。

その後、時間切れとなり試験は終了した。

まとめ

本記事では、英検S-CBTの概要、受験を決意してから試験が終了するまでの記録を記した。従来型と比べると至るところに違いがあり、どちらの形式にもメリットやデメリットがあることを身を持って体感した。個人的にかなり良い経験になったと感じでいる。
また、英検に限った話ではないが、今後は至るところでCBT形式のテストは拡大すると予想している。受験や資格取得に必要なスキルとして、このような形式の試験に慣れることも挙げられるかもしれない。今後の動向に着目したい。

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