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最近登山を始めた件1

最近登山を始めた。

全ての始まりは去年、一度は富士山に登りたいなんて誰かが言っていたこと。

仲間は去年のうちに何度か行っていたらしく、今年僕の登山のいろいろを手伝ってくれた。


道具

今年こそ始めるぞと意気込んでまず買ったのは靴とポール。

トレッキングポール


トレッキングシューズ

どちらもそこまで高くない。2つで1万5000円ほどだったと思う。
必要そうなもので代替不可だったのはこの2つ。足りないものは追々買い足していきたい。


いざ登山


今年10月、山行の予定を立てた。友達の紹介で三重県と滋賀県にまたがる御在所岳へ。登山道は定番ということで中道(中登山道)を選んだ。地上はだんだん気温が低くなってきてはいるもののまだまだ暑かったが、山頂で20度弱といったところ。道中は汗だくになることが予想されたので2リットルの水を持ち込んだ。

中登山道は入ってすぐ急登が始まり、ほとんどこのまま登り続けていく。これがもうキツイ。僕に運動習慣は無いので登り始めて数分で既にちょっとバテていた。

御在所岳は奇岩で有名で、登りだしてしばらくすると巨大な岩と出会うことができる。倒れそうで倒れない、おばれ岩だ。

負れ岩

2枚の岩の隙間を歩くことができる。

隙間の先から

ここで小休止を取り、また登っていく。

ここから少し行くと中道の目玉、地蔵岩がある。

地蔵岩

このあたりはもう岩場の隙間を登っていくので休憩できるような広いスペースが無くなってくる。道の脇で行動食を食べたり水分補給しながら歩を進める。

これ初心者にはキツくないか?

と思いながらももはや頑張るしかない。段差は高さがあり登りづらい。そして初見では驚くキレットが現れる。

これを下っていく

怖いです。高所恐怖症持ちはここで休憩を取ることにした。
鎖を握りしめながら下っていくと、意外にも階段のように足を置くところが分かりやすいので、緊張はするがそこまで怖くはない。慣れた人は手を使わずひょいひょいと下っていくらしい。天狗のようだな。無事に下りきることができた。

ここからも鎖や紐を使った岩登りを続けると、道中一番スリリングな鎖場がある。岩の段差に足をかけて鎖を頼りに横ばいに渡らなければならないところだ。ここは下が崖になっており落ちれば無事では済まなさそう。怖すぎて写真を撮ることを忘れていた。

この鎖場を乗り越えればもうひと頑張りだ。
御在所岳はロープウェイがあり山頂付近は公園になっている。そこまで出てしまえばなだらかな丘を登って山頂を目指すだけだ。ここからも急登だ。
そして、山上公園に出てしばらく歩いたところでついに足を攣ってしまった。両太ももだ。
この山上公園はかなり整備されており、自動販売機がある。塩分不足の心当たりもあったのでポカリスエット(250円)を購入し長めに休憩を取った。


一等三角点

足は攣りまくりだがなんとか山頂まで来れた。風は少しあったがいい天気でめちゃくちゃ気分が良かった。

ここ山上公園は冬はスキー場になるらしい。三重県唯一のスキー場なんだとか。

帰りにロープウェイを利用するパターンもあるが、休憩しているうちに足は楽になってきたのでポカリスエットをおかわりして自力で下りることにした。

登り降りで筋肉の使い方が違うのか、登りで攣った太ももはほとんど問題なく下りることができた。

往復で6時間弱、5.6kmの道のりだった。


まとめ


これ初心者にはキツくないか?
とても楽しい山行だったが後日筋肉痛で3日ほど歩く時に不自由だった。体力はまだあるが筋肉痛で動けなくなるような、筋トレのあとみたいな状態になった。僕が全くの初心者と登る時はもう少し段階を踏んであげたいと思う。


御在所岳、また行きたい山だ。

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