バフェット太郎の長期金利60年サイクルについてモノ申す
こんばんは、レバレッジ投資家のりょうです。
今回は、バフェット太郎さんがレバナス批判していることについてモノ申していこうと思います。
過去20年間の米国株と長期金利の推移
過去20年間の米国株と長期金利の推移なんですが、まず、こちらのグラフをみてもらいます。
こちらのグラフは、NASDAQ100の過去20年間チャートです。
2000年に、企業業績が赤字のような企業でも会社名にドットコムとつけば、馬鹿みたいに株が買われまくれ、ITそのものが過大評価されそれがバブルとなって弾けて2002年まで株価が大暴落しました。
それから、株価は少しずつ戻ってきましたが、2008年に、リーマンブラザーズが破綻し、その影響を受け、世界中がパニック売りが多発し、80%もの株価が大暴落しました。
米国株は、この20年間における相場で、100年に一度といわれる、暴落が二度も起こっていたんです。それから、米国株は、2010年~2020年まで健全な伸び方をしており、直近では2020年にコロナショックがありましたが、わずか、1か月で終わりましたね。FRB の金融政策が昔よりはるかに高度が増していますね。
続いては、長期金利の20年間のチャートを見ていきましょう。
この通り、米国株とは真逆の動きになってきます。20年間右肩下がりになっていますね。株式のバリエーションは、EPS ×PER で決まります。
EPS というのは、一株当たりの利益のことで、PER は株価収益率のことを表しています。長期金利の上昇は、このPRRを低下させて、PERを多く含んでいるグロース株は、企業価値を低下させる傾向があるんです。
そもそも、企業の価値がどのように決まるのかというと、企業が将来にわたって生み出す価値を現在価値に換算することで求めることができます。
なので、グロース株の多くは将来的に大きな利益を稼ぐことが期待されていますが、今年、来年に大きな利益を稼げるわけではありません。
そのため、金利が高くなればなるほど将来稼ぐ利益を現在価値で割り引いたときに、その額は小さくなってしまいます。そのため、金利の下落局面にあった、2000年~2020年までのグロース株を多く含んでいるNASDAQや、SP500 は、金利下落の恩恵を受けていたことが分かります。
長期金利の60年サイクルとNASDAQの推移
続いて、見ていくのは長期金利の60年サイクルとNASDAQのこれまでの推移を見ていきましょう。
こちらのグラフは、長期金利の過去220年間のグラフです。
見て分かる通り、長期金利は、上昇と下落の期間が合わせて60年間で動いています。
1981年~2020年までの間は長期金利が下落局面であったため株式は強かったですが、60年サイクルで考えると、2020年で底打ちしたと考えるとこれから20年間の間は長期金利が長期の上昇局面が始まっている可能性があります。
そこで、NASDAQが金利上昇局面でどのような動きをしていたのかを見ていきたいと思います。
このチャートは、NASDAQ総合指数の対数チャートです。
NASDAQ100指数でみていきたいと思ったんですが、1985年からのデータしかなかったので、今回は、NASDAQ総合指数を使わせていただきました。
皆さん、このグラフを見てどう思いましたか?多少の乱高下はしていますが、力強い動きをしているのが分かります。
そうなんです。グロース株の弱点と思われていた金利上昇局面であろうが、NASDAQは長期的な下落局面というのは来ていません。
確かに、直近10年よりは多少リターンは落ちると思いますが、その代わりに、入金力を挙げればいいことなんです。
バフェット太郎10種 VS NASDAQ総合指数
ここで、バフェット太郎10種とNASDAQ総合指数を比べてみましょう。
今回、WMTを外しているのは、WMTの値上がり率が大きく他のチャートが見にくかったので外させていただきました。NASDAQ総合指数は、分かりやすいようにローソク足で表示しています。
どうですかね、金利上昇局面であった1973年~1981年の間で、グロース株が圧倒的に不利な状況にも関わらず、バフェット太郎10種の内9つもの個別株をアウトパフォームしているのが分かります。
NASDAQ総合指数でこれなので、レバナスだともっと大きくアウトパフォームしている結果に終わると思います。
どうですか?バフェット太郎さんがレバナスを過剰にあおってきていますが、全て無視で大丈夫です。
レバナス民は、この先どんな局面がきてもガチホールドしていれば絶対に負けることはないです。本物のバフェットも投資で負ける人は、ニュースや、記事のあおりに耳を傾けて自分の感情で売ってしまう事だと言っています。
この先、どんなに批判されても皆さんがガチホールドできるように安心できる内容を挙げていきますのでフォロー宜しくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?