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LIVE ALOHA

前回の何の変哲もない自己紹介にたくさんの♡ありがとうございます。
びっくりして嬉しくて。これが変にプレッシャーにならないように続けていきたいと思います。

さて今回のテーマはLIVE ALOHAです。
本当は自己紹介でも触れたかったのですが、絶対長くなる… と思いやめました。私の名前の後ろについているこの言葉のお話です。

なぜ急にハワイ?

大学時代、短期留学という形で、現地の語学学校に2回に渡り計2ヶ月半行っていました。
元々家族旅行でも訪れてはいましたが、また違う形で現地の文化や自然に触れることで、ますます惹かれていきました。
子どもの頃、おもちゃ屋さんがキラキラして見えたように、いつ訪れてもそこかしこに宝物が転がっているような、私にとってはそんな場所です。
そこで学んだLIVE ALOHAという言葉は、今の世界にとって大事な言葉だと思うのです。
ここからのお話は、現地で教わったこと、当時のメモが基になっています。

そもそもALOHAって?

ALOHAという言葉自体は皆様もなんとなくご存知だと思います。
おはよう、こんにちは、こんばんは、いらっしゃいませ、さようなら、などハワイでは広く挨拶として使われています。
ハワイ語辞典では意味は様々のようで、『愛、愛すること、挨拶の言葉』と記されているとか。

では、LIVE ALOHAとは?

簡単に言ってしまえば「ALOHAに生きよう」なんですが、決して「自由に好き勝手生きよう」ではありません。
ハワイ=自由なところというイメージは強いかも知れませんが、そうではないんです。

ALOHAの本当の意味、 皆様はご存知ですか?
ちなみに私は留学先の学校で教わるまでしっかりとは知りませんでした。

A =Akahai 優しさ、思いやり
L =Lakahi 調和、融合
O =Olu`Olu 礼儀 
H =Ha`aha`a 謙虚さ
A =Ahonui 忍耐と我慢

これらが合わさりALOHAは成り立っています。
諸説ありますが、ハワイの神話が語源という説もあります。

慎ましく、和を重んじ、穏やかに、謙虚で、我慢強い 

どことなく日本の心持ちに似ている気がしませんか。

これらから派生して、「年配の方や子どもを敬おう」とか 「周りの人達と分かち合おう」とか「ゴミを拾おう」とかそういったことが言われるようになりました。「人として当たり前のことを当たり前にやろうよ」ということだと、私は思っています。

ALOHAという生き方

でも実際にハワイで教わった大切なことは3つだけです。

笑顔でいること
フラを踊ること
いつも与えること

行かれたことがある方はお分かりだと思いますが、ハワイって自由です。
人は温かく、時の流れは穏やかで、人々が何かに縛られている感じがしません。太陽に愛され、山に、海に、あらゆる自然に愛された島々に、なんだか全体的に自由な人たちが住んでいます。
心なしかペットを含め動物も自由です。それでいて、温かいのです。

どう自由かって?

例えば…

留学中のある日、バス停で「あそこの木から取ってきました〜」と柴犬を連れた男性からお花をもらったことがありました。男性も犬もニコニコと幸せそう。でも指差す方を見ると…

いや人の家の庭!!

男性が離れてからお花は元のお家にこっそり戻しました。
ハワイではなぜかその辺の道路に植えられた木に咲いたお花もよくもらいました。

ね、自由でしょ?

でもきっとお花をくれるのは私を笑顔にするため。 
男性が見知らぬ人間を温かく迎え、愛を持って行動してくれた結果です。
人のために何かする。
人を、自分を笑顔にする。
行動で示す。
そういったことが、ALOHA spiritには流れています。

シンプルだから難しい

「LIVE 生きる」ことと「ALOHA 愛する」こと

至ってシンプルな言葉ですが、きっといつの時代も、どこの国でも大切で、生きていく上で永遠に掲げられるテーマです。
シンプルで、とても難しい。
だからこそ、今の世界情勢にあって胸に刻みたい言葉です。

口先だけの人間にならないように、
愛を、何かを与え続けられるように、
行動を持って示すことができる人間でありたい。

ハワイ留学を経てこんなことを思うようになり、
いつしかLIVE ALOHAは私の中で大切な価値観になりました。

まだまだできているとは到底思えないですが、
簡単じゃないからこそ、ALOHAの深淵を少しだけ知れている気がします。

LIVE ALOHA

本当はここには書ききれないほどに深く、重い言葉です。
その欠片を少しでも皆様にお届けできたらと思い、綴ります。

Aloha nui loa.
たくさんの愛を込めて。

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