フォト婚のお金の話
結婚って何だろうな、とお考えの皆様、こんにちは。
最近(2023年5月)にフォト婚したので、その全容を公開します。
いやはや…本当に大変でした。
コスト
まずはもっとも皆様気になるであろう総額です。
総額 414,670円(税込)
ざっくりした内訳は次の通り。
内訳
スタジオに払った費用 314,600円
撮影小物代 22,770円
美容代 51,340円
アルバム 25,960円
予算が50万円だったのでまずまずといったところです。
特に衣装・場所・小物を特段ケチることなくできたのが高い満足感につながったと感じています。
スケジュール
3ヵ月前 マイナビウェディングに相談
2ヵ月前 スタジオ選定
1ヵ月前 小物選定・美容開始
3週間前 ドレス選び
3日前 美容追い込み
当日 撮影
フォト婚にしよう!と思って探し始めてからだいたい3か月くらいかかりました。 時期とか会場を選びたい人はもっと早くからやるのがおすすめです。 ただし、どのスタジオでもロケ地の空き状況がわかるのは2か月前、ということだったので、早すぎても微妙そう。
(2ヵ月前にロケ地のスケジュールが公開されて抽選、というパターンが多い)
場所を優先して時期を待つか、 時期を優先して場所は多少理想と違っても目をつぶるか、予め決めておくとよいと思います。スケジュールは結構キツキツでしたので、これ以下の日程で組むのはほぼできないと思った方がいいと思います。
スタジオ探しでやったこと/探す前にやるべきこと
私はLINEでマイナビウェディングさんに相談しました。
自分で探せるサイトもあるにはあるのですが、結局やりたいことができるのか、問い合わせてみないとわからなかったりすることが多すぎて、探しにくかったのでエージェントを挟みました。
結婚式と違って、最初からプラン料金にそう言った広告料が含まれているので、エージェントを挟もうが自力で探そうが値段は変わりません。(プランの価格はサイトのHPに載っています)
また、漠然としているとエージェントも探しにくいので、次のことはやっておくとよいと思います。
やりたいことを決める
何のためにやりたいのか、どんな写真を残したいのか、言語化しておくのは重要です。
渡しの場合、
結婚式はしたくないが、結婚式気分を味わいたい。
旦那の一番若い時の写真を残したい。
祖父にウェディング姿を見せてあげたい
というのが目的でした。そこから条件を考えて、
チャペル撮影(結婚式風の雰囲気にしたい。チャペル風なら洋館でもスタジオでも一応OK)
新郎もしっかり撮ってくれる
家族参加(見学者)OK
というような希望をかなえられるスタジオを探しました。
時期を決める
スタジオの候補を絞ったら相談会に参加する流れになります。(マイナビが予約してくれた)
スタジオとの相談の前に、候補日程は3日程度、あらかじめ用意しておくといいと思います。参加者がいる場合、ある程度の意向を聞いておきましょう。(親と揉めました)
フォトウェディングは平日が基本なので、参加者に平日休めよ、と伝えておくのも大事です。
予算感を考える
大体の予算でできることが変わってくるので、ふんわりでいいので、頭の中で予算を考えておくのがいいと思います。
金に糸目を付けないのか、貯金の範囲でやりたいのか。
なお、いくつかのスタジオで話を聞いた限りだと、
何もこだわらずに撮るだけ → 10万円
ドレスを選びたい → 20万円~
場所を選びたい or 2着着たい → 30万円~
くらいが相場のようです。これに小物代やらなんやらが追加になります。
撮りたい写真の要素を決める
場所(洋館、海、神社)なのか、雰囲気(ナチュラル、クラシカル、キュート系)、参加者(人、ペット)、季節(桜・紅葉)なのか、撮りたいイメージを持っておきましょう。
ちなみに私はフォト婚のスタジオ検索サイトから画像収集を自動化。集めた画像ファイルからイメージを固めました。
Instagramもおススメです。
※集めた画像は私的利用のみ
パートナーに共有しておく
ここまで決めたら一緒に相談会へ行ってくれる人に共有しておきましょう。
ということで私は同行人用にPDFを作成しました。
ここまでやる必要はないと思います。
ここまで決めておいても、スタジオの話を聞いたり、探しているうちに方向性が変わったり、予算との兼ね合いで話が変わっていくと思います。
そもそも何がしたかったんだっけ…とならないように指標を決めておくとスムーズ…かも?
小物はスタジオで借りるな(購入品紹介)
小物は買いましょう。スタジオの小物は普通にアクセサリーが1万円くらいします。しかも、種類が少ない…。それ、SHIENかメルカリでもっと良いヤツが買えます。
1回しか使わないし…って思うならメルカリに出しましょう。
ということで買ったものを紹介します。
※クーポンの割引後の価格です
ベール(SHIEN)
普通のベール(¥628)とロングベール(¥1,973)を購入。
スタジオでレンタルすると11,000円!購入してよかった物ランキング1位です。
ベールダウンできないタイプもあるので注意。ロングのほうが可愛いけど、頭動かせなくなるのでは…と思い、短いのも買いました。
が、結局撮影だけなのでロングでも全然よかった。SHIENクオリティなのでスパンコールが落ちたりするのはご愛嬌。
サッシュベルト(SHIEN)
レンタルできるドレスにも限りがあるので、なるべく装飾で自分好みにカスタマイズしたくて購入。サテンが綺麗でドレスと素材感が同じだったので、違和感なく使えました。
最終的には腰ではなく胸元に巻きました。
ちなみにこれもレンタルすると11,000円です。
ティアラ(SHIEN)
ティアラなんて人生で今しかつけれる機会がないので購入。悩んだので2個買いました。どちらがいいかは完全に好みです。小物はドレス試着時に持っていくと選びやすいです。
SHIENのティアラは想像以上(にデカい)。
当然ストーンは外れた状態で届くので、瞬間接着剤が必須です。
ヘッドドレス(髪飾り)
ウェディングとカラーと2着撮る予定だったので、カラー用に色々購入。
試着でいろいろ合わせましたが結局使わず。
こちらもレンタルすると3,000円~10,000円くらいします。
ネックレス・ピアス(SHIEN)
ドレスは結構胸元が寂しくなることも多いので、ネックレスの準備はあると安心です。ということで2点購入しましたが、さすがSHIEN、一つは届きませんでした(2枚目)。
ピアス単体もいくつか購入。ちょっと和装っぽかったので使いませんでしたが、クオリティは高めでした。ピアスもレンタルすると3000円~という感じで結構値が張るので、自分のお気に入りを持ち込むのをおススメします。(母のおさがりとかも素敵よね)
その他買ったもの
晴れていればスタジオ近くの公園で、雨ならスタジオで撮影予定だったため、どちらにも対応できるようにスタジオで使う小物も購入しました。
バルーン、イニシャルのオブジェ、コンフェッティ(フラワーシャワー)など…
番外編(ブーケ)
小物の中でも別格なのがブーケです。拘りがあるなら生花が良いと思います。フォト婚はレンズ越しにどう写るかが重要なので、造花にしました。
最近はアーティフィシャルフラワーといって、造花でも品質が高いです。
ということでアーティフィシャルフラワーのブーケをレンタルしました。
髪飾りを花にしたい人はブーケとセットのヘッドドレスを取り扱っている店舗もあるようです。
私は花嫁ロードでブーケに入っている花を単品買いして、ヘッドドレスを自作しました。
自作と言っても、ワイヤーを刺してマスキングテープで巻くだけ。
ヘアメイクさんが何とかしてくれるので、クオリティは気にしない。
アウトプット
最終データをもとに、参列者各位にアルバムを配布。
フジフィルムの銀写真プリント一択です。
ページ数やカバーによっても変わりますが、1冊5000円程度で最高品質のアルバムを作ってくれます。
安心と信頼のフジフィルム。
さいごに
ズボラがでてしまい、文章にするまで、撮影から時間が経ってしまいました。
結論から言うと、満足しています。披露宴やりたかったな〜とかいう気持ちは全然ないし、無駄遣いだった……とも思っていません。
大人になってからこんなに綺麗に撮ってもらえたのは初めてで、父も母も祖父も喜んでくれた。
何より、旦那の写真を、誰がどう見ても良いカンジに撮れました。
そこにお金をかけて良かった。とても、いい、お金の使い方をした。
買った小物も、カップルフォトのカメラマンをしている友人が全て貰ってくれたのでSDGsです。
強いて言うなら、もう少し美容費掛けても良かったな〜